2015.01.28 アビーム、中南米のコンサルティングファームと業務提携を発表。
1月28日、アビームコンサルティングは、アルゼンチンを拠点とするITサービス企業であるグルッポ アッサ社(Grupo ASSA Corp.)(本社:アルゼンチン、代表:Roberto Wagmaister)と業務提携したことを発表した。日本のコンサルティングファームが、南米企業と業務提携を発表することは珍しい。
アビームコンサルティングのグローバル展開に関して、同社はアジア展開に力を入れており、12か国21か所に独自の拠点を持っている。2013年にはブラジルオフィスを開設していたということだ。
グルッポ アッサは、中南米を中心に米国、ヨーロッパなどに拠点を持つコンサルティングファームで、約1,400名のプロフェッショナルを擁し、製造、小売、医療、金融機関を中心とした顧客に対し、業務プロセス改革からITサービスまで幅広いサービスを提供しているということ。今回の業務提携により、アビームコンサルティングは、今後日本企業による本格的なビジネスの拡大が見込まれる同地域において、より幅広いサービスを提供できるようになるという。
具体的には、同地域に進出する日本企業へのERP(統合基幹業務システム)の導入支援(SAP、Oracle、Microsoft、JD Edwards等)や運用保守サービス、オフショア開発においてグルッポアッサの知見やリソースを活用していくとのこと。
SAP導入を得意とするアビームは、グローバルでのSAP導入という課題に応えられないとならないため、このような提携や独自の拠点構築などでグローバル支援ができる体制を整えようとしているのだろうか。
詳しくは以下のリリースをご覧ください。
http://jp.abeam.com/news/pr2015/20150128.html