2014.06.19 アクセンチュアとアジアの大手銀行、「アジア・パシフィック先進金融テクノロジーラボ」を設立
大手金融機関10社とアクセンチュアはアジア・パシフィック地域において、革新的な金融テクノロジーを持つ企業をコンテスト形式で発掘するプログラムを立ち上げたことを6月11日に香港発で発表した。
本プログラムで選出される企業は、大手金融機関10社(バンクオブアメリカ・メリルリンチ、中国銀行(香港)、バークレイズ、中国建設銀行(アジア)、DBS、HSBC、JPモルガンなど)とアクセンチュアが設立した「アジア・パシフィック 先進金融テクノロジーラボ(FinTech Innovation Lab Asia-Pacific)」が提供する12週間のプログラムに参加する。
このプログラムは、設立期、成長期にあり、革新的な金融テクノロジーを提供する企業の研究開発を支援するとともに、大手金融機関の経営層に対するプレゼンテーションの機会を提供するという。
■アクセンチュアのニューヨークでの成功事例を元に
この「アジア・パシフィック 先進金融テクノロジーラボ」は、アクセンチュアとニューヨーク市パートナーシップ基金が2010年に設立した、同様のプログラムであるニューヨークラボをモデルとしているということ。
ニューヨークラボから輩出された18の企業は、7600万ドル以上のベンチャー資金を調達し、プログラム参加後の雇用創出はおよそ150人に上るという。参加企業のうち1社は、1億7500万ドルで買収されたとのこと。2012年にはロンドンラボが、アクセンチュアとロンドンの大手銀行12行によって設立されている。
詳しくは以下のプレスリリースをご覧ください。
http://www.accenture.com/jp-ja/company/newsroom-japan/Pages/news-releases-20140617.aspx