10月23日、アビームコンサルティングは「企業変革を生み出す人・組織の創出を目指す企業に向けて、オラクルの業務アプリケーション製品群「Oracle Fusion Application」を活用したタレントマネジメント・システム導入支援サービスの提供を開始した」とのプレスリリースを公表した。

人事業務向けの業務コンサルティング領域においては、従来は、各種の届出、社員台帳、給与支払いなど人事部門のための機能や情報が中心であった。だが最近は、このような業務に関する人事業務領域へのシステムやERPパッケージの導入がひと段落したためか、更に人材を経営に良くするために「タレントマネジメント」のシステムが注目されている。

氏名、資格、属性、所属、年金などいった人事のコア情報のみならず、タレントマネジメントシステムにおいては、コンピテンシー、職務経験、キャリア観なども含めた人事マネジメント情報を一元的に管理するようになっているという。

プレスリリースによると、このたびアビームがオラクルと組んで展開するタレントマネジメントシステムの導入サービスは以下の特徴があるということだ。

• 経営視点で人材に関する情報を一元化し、“人”の面から経営戦略の実現に貢献
• 人・組織に精通したコンサルタントが構想から実装までを包括的に支援
• 信頼性の高いクラウドサービス活用により短期間・低コストでシステムの導入を実現

また、別の観点からも注目すると、アビームコンサルティングというと、国内最大のSAP 認定コンサルタント数を抱えていると言われている。そのため、SAPのイメージが強かったが、今回のプレスリリースではオラクルのソリューションを担いだことにも注目したい。詳しくは以下のプレスリリースをご覧ください。

http://jp.abeam.com/news/pr2013/20131023.html