NTTデータと日本IBMがAIを活用し、保険業界の生産性向上を目指す「デジタル従業員」の共同開発に合意した。

保険業界は、労働人口の高齢化や高い離職率により、人材不足が深刻な課題に挙がっている。NTTデータは「2030年の保険オペレーションモデル」を提唱し、AIをはじめとする先進テクノロジーの活用を推進している。

今回のプロジェクトでは、従業員の意図を理解し、業務を代行する「デジタル従業員」の共同開発を行う。このデジタル従業員は多様なツールから最適なものを選択し、業務を自動的に実行する能力を持ちます。

デジタル従業員は、保険商品や事務手続きに関する機械学習能力を有し、営業プロセスの改善やユーザーの行動変容を促進する機能を備えている。

今後、両社はソリューション開発を進め、2023年度中に保険会社での試験導入を計画し、2024年度以降に実導入を目指している。

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