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2023.11.15 高速かつ低コストなデータ利活用基盤をAWS上で構築可能な日立の超高速データベースエンジンHADBのベストプラクティス構成を提供

株式会社日立製作所(以下、日立)は、高速かつ低コストなデータ利活用基盤をアマゾン ウェブ サービス(以下、AWS)上で構築可能な超高速データベースエンジン「Hitachi Advanced Data Binder*1」 (以下、HADB)のベストプラクティス構成(検証済みのシステム構成)を本日から提供開始した。

 
 日立は、このベストプラクティス構成において、製造業などで用いられる4M*2の構成要素から製造工程をモデル化したベンチマークである4mbench*3による評価を実施し、クラウド上の一般的なデータ分析用DBサービスと比較して、7倍以上の処理速度を達成できることを確認した。本ベストプラクティス構成を活用することで、データ利活用基盤のシステム検討期間を短縮できるうえ、クラウドの一般的なDBサービスよりも、利用料金を低減できる。これにより、製造・流通のトレーサビリティなど、多種多様で大量なデータを多角的に分析するための高速なデータ利活用基盤を低コストで利用可能。
 
 これまで日立は、大量データの複雑な分析の高速化に適した「非順序型実行原理」*4を実装したHADBを製造・流通、金融、社会、公共分野などに導入するとともに、お客さまのニーズをもとに、発生データのリアルタイムでの取り込みやAWSなどのクラウド対応など、順次強化してきた。今回提供を開始するベストプラクティス構成では、Amazon Elastic Block Store(Amazon EBS)*5より安価なAmazon Simple Storage Service(Amazon S3)*6にDBデータを格納して高速に処理するHADBの機能を活用しており、ストレージのコストも抑えることが可能。
 
 
 日立は、今回のHADBベストプラクティス構成に加え、お客さまのニーズに応じたデータ利活用コンサルティングや、DXの構想からアプリケーション開発、基盤提供、運用までを、成功事例の活用で迅速かつ確実に支援するHitachi Intelligent Platformも提供し、お客さまビジネスの価値向上に貢献する。


 

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