2023.06.23 DXテクノロジー事例|週刊DXニュース(2023年6月号No.3)
DX(デジタルトランスフォーメーション)事例をテクノロジーの視点から紹介する「週刊DXニュース」。今回は、5/30〜6/5に発表された以下のテーマに関するニュースを紹介します。
- ・DX×AI
- ・DX×クラウド
DXやテクノロジーに興味・関心がある方は、ぜひご一読ください。
2023年6月号No.3
目次
・DX事例|AI
- Salesforceとアクセンチュア、生成AIの活用により企業の変革を支援
- EYSC、生成AI技術を活用しコンサルティング業務を効率化
- 博報堂、パーパス策定後の浸透状況をビッグデータ×AIでスコア化
・DX事例|クラウド
- NEC、AWS Direct Connectの接続拠点を開設
- NTT西日本、システム連携とデータ統合基盤をOracle Cloud Infrastructureで構築
・まとめ
DX事例|AI
まずは、DX×AIの事例です。多くのコンサルティングファームでAIを活用した支援が加速しています。その中から3つのニュースをご紹介します。
Salesforceとアクセンチュア、生成AIの活用により企業の変革を支援
Salesforceとアクセンチュアが連携し、CRM向け生成AIの展開を発表しました。両社がもつ技術と実績を活かし、従業員の生産性向上と顧客体験の変革を支援していきます。具体的な取り組みについては、下記のプレスリリースをご確認ください。
セールスフォースとアクセンチュア、ジェネレーティブAIによる企業変革支援で連携
EYSC、生成AI技術を活用しコンサルティング業務を効率化
EYSCは、生成AIを活用して、コンサルティング業務を効率化し、サステナビリティ経営コンサルティングサービスを強化することを発表しました。背景には、企業から気候変動に関わる経営戦略の立案や情報開示に関する支援の依頼が増えていることがあります。詳しくは、以下の記事をチェックしてみてください。
EY Japan、生成AI技術を活用してコンサルティング業務を効率化し、TCFD対応などサステナビリティ経営支援を強化
博報堂、パーパス策定後の浸透状況をビッグデータ×AIでスコア化
博報堂の専門組織である博報堂ブランド・イノベーションデザインは、社内外における企業やブランドのパーパスの浸透状況をビッグデータやAIを活用してスコア化する技術を開発。そして、その結果をもとに、パーパスに基づく企業活動を支援する「パーパス・アクション・サイクル」の提供を開始しました。これにより、パーパスをより企業に浸透させることを目指します。
博報堂、パーパス策定後の浸透状況をビッグデータ×AIで 定量的にスコア化し、アクションを開発するプログラム 「パーパス・アクション・サイクル」を提供開始
DX事例|クラウド
次は、DX×クラウドの事例です。AIと同様に、クラウドを活用してビジネスや業務の効率化を進める企業が増加しています。ここでは、2つの事例を紹介していきます。
NEC、AWS Direct Connectの接続拠点を開設
NECは、NEC印西データセンターにAWS Direct Connectの接続拠点を開設し、希望する顧客に対してハイブリッドクラウド環境を提供することを発表しました。これにより、顧客のDX支援をより強化していきます。
NEC印西データセンターにAWS Direct Connect接続拠点が開設 ハイブリッドクラウド環境を実現
NTT西日本、システム連携とデータ統合基盤をOracle Cloud Infrastructureで構築
NTT西日本は、システム連携とデータ統合および一元管理基盤を「Oracle Cloud Infrastructure」上に構築し、導入したことを発表しました。本導入は、回線開通業務を効率化し、DXを推進することを目的としています。
NTT西日本、回線開通業務システム連携とデータ統合基盤をOracle Cloud Infrastructureで構築
まとめ
今回は、DXやテクノロジーに関する5つの事例をご紹介しました。DXの取り組みは今後ますます加速していくことが予想されます。こちらのコーナーを通して、今後も皆さまに有益な情報をお届けしていきます。