2013.07.31 ボストンコンサルティング、岩手県にて無償コンサルティングを開始。震災復興支援の一環として
7月16日、ボストン コンサルティング グループは自社リリースの中で、岩手県二戸市をモデルとして無償コンサルティングを開始したことを発表した。これは東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県の復興支援を目的とした「プロボノ・プロジェクト」の第2弾として、今年5月から7月にかけて行われているもよう。二戸市が位置する県内陸北部地域は本格的な復興に至ってない現状があるようだ。これにたいし同プロジェクトにおいて、現地に同社のコンサルタントが常駐し、現地の視察や地元事業者との意見交換などを経て、同市の産業と雇用を復興させる戦略を描くとのこと。
第1段は2011年の7月から10月にかけて岩手県沿岸部において実施され、再生エネルギーを活用した水産業や水産加工業の復興戦略を作成した。これは現在実行に向けて進められており、成功すれば2万人規模の雇用と900億円の経済効果が見込めるという。
前回・今回と「プロボノ・プロジェクト」を率いるのは同社のパートナー&マネージングディレクターである植草徹也氏。氏は電通、BCGダラスオフィスなどを経て現職。「プロボノ・プロジェクト」は震災復興を支援する同社の「Rebuild Japan Initiative」の一環として行われている。詳しくは以下の同社プレスリリースをご覧ください。
http://www.bcg.co.jp/documents/file140287.pdf