2013.07.17 経営共創基盤、四半期に1度定期的に発行の「IGPIレポート」夏号発表。今号のテーマはM&A。
経営共創基盤(IGPI)はIGPIレポートの夏号を発表した。同社は3ケ月ごとにレポートを発表しており、今回のテーマはM&Aについて。3つの記事が紹介されている。このレポートは経営共創基盤のHP上で閲覧することができる。エッセンスを読み取ることで、コンサルタントとして勉強になる。こんな情報ノウハウが無料で公開されているとは、何とも恐ろしい時代だと再認識する。
詳細は下記同社のレポートを参照してほしいが、「M&Aにも『スマイルカーブ』を!」では、日本企業においてM&Aが成功しないとされる理由を、戦略検討の不足とガバナンスについての議論の遅さの二点に求めた。M&Aに際して、経営資源の配分を取引の部分に偏らせない「スマイルカーブ」になるようにすることが重要であるとした。執筆者は同社取締役マネージングディレクターの村岡隆史氏。
2つ目の記事「クロスボーダーM&Aの要点」の記事の中では、一旦案件が検討されると、M&Aが達成されることが成功とみなされる風潮を指摘。こうした事態に陥らないために、迅速な意思決定を行うことがクロスボーダーM&Aには不可欠であるとした。執筆者は同ディレクター松本健氏。
詳しくは以下のサイトをご覧ください。 http://www.igpi.co.jp/news/NL_vol11_final_r.pdf
【お詫びと訂正】 7月12日付の「デロイトトーマツ、モバイル・クラウド事業向けのサービス開始を発表。」の記事の中に一部誤った表現がございましたので、修正させて頂きました。関係者の皆様にご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。