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2022.09.30 DXテクノロジー事例|週刊DXニュース(2022年9月号No.3)

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DX(デジタルトランスフォーメーション)事例をテクノロジー視点でご紹介する「週刊DXニュース」。今回は、「DX×AI」や「DX×メタバース」、「DX×NFT」をキーワードに、9/13~9/26に発表されたニュースをまとめてご紹介します。DX・テクノロジーのトレンドに関心がある方は、ぜひご一読ください。

2022年9月号No.3

  

  

目次

DX事例|AI
 - AI-OCRによってスマホで撮影した古文書を解読可能に
 - AI画像認識で駐車場の自動入出庫を実現へ
 - SCSK、スイス発スタートアップとAIによる形状評価ソリューションを販売
DX事例|メタバース
 - DNP、バーチャル空間「デジタルモール嬉野」で佐賀県嬉野市の地方創生を支援
DX事例|NFT
 - 高級盆栽を生産者に預ける「あずけ盆栽」をNFT化

   

  

DX事例|AI

DX×AI事例に関して、9/13~9/26に発表されたニュースを3点ご紹介します。

  

AI-OCRによってスマホで撮影した古文書を解読可能に

凸版印刷は、スマートフォンで撮影したくずし字資料を手軽に解読することができるスマホアプリを開発しました。古文書の解読が手軽にできることによって、自宅にある古い記録の解読や歴史資料の研究に役立たせることができます。AI-OCRによって、難しい歴史がより身近なものとなることが期待できるニュースです。

凸版印刷、AI-OCRで古文書を解読するスマホアプリを開発

凸版印刷

  

  

AI画像認識で駐車場の自動入出庫を実現へ

新明和工業は、機械式駐車場設備の操作支援アプリ「Spasa(スパサ)」を開発しました。本アプリによって、駐車場においてドライバーの操作盤操作や車内からのリモコン操作が不要になるなどの利便性が向上しました。MaaSによってドライバー側と駐車場運営側の双方の効率化を図るDX事例です。

機械式駐車設備 操作支援ツール「新明和パーキングサポートアプリ『Spasa』」を開発

  

  

SCSK、スイス発スタートアップとAIによる形状評価ソリューションを販売

SCSKは、CAE/シミュレーションソフトウェア開発を行うスイスのスタートアップ企業であるNeural Concept SAと、AIを活用した形状評価ソリューションの販売代理店契約を締結しました。本ソリューションによって、蓄積したデータと機械学習などを組み合わせた「データドリブン開発」を実現します。データを活用したモデル構築など、データドリブンな製品開発に関心のある方におすすめの記事です。

Neural Concept SAと「Neural Concept Shape」販売契約締結

SCSK

  

  

DX事例|メタバース

ここからは、メタバースを活用した事例をご紹介します。

  

DNP、バーチャル空間「デジタルモール嬉野」で佐賀県嬉野市の地方創生を支援

大日本印刷は、日本工営、KCS、佐賀県嬉野市と連携し、バーチャル空間「デジタルモール嬉野」を構築しました。生活者がアバターを通じて、嬉野市の魅力を体験し、参加者同士で交流を行うことによって、新たな観光体験を提供します。観光の新しいあり方や地域活性化について考えさせられるトピックです。

メタバース「デジタルモール嬉野」を佐賀県・嬉野市とともに開設

DNP

  

  

DX事例|NFT

最後に、NFTに関する最新の事例のご紹介です。

   

高級盆栽を生産者に預ける「あずけ盆栽」をNFT化

盆栽エージェンシーがブロックチェーン証明付き高級盆栽のオーナーになれるNFTプロジェクトを開始しました。従来の自分の盆栽を生産者に預けプロに管理してもらう「あずけ盆栽」という盆栽の嗜み方を、デジタル証明書付きで所有することができます。盆栽の持続可能なものとして残すための取り組みとして、ぜひご一読ください。

だれでも高級盆栽のオーナーになれる【支援型】NFTプロジェクトが今月22日から開始

  

  

まとめ

今回は、DX・テクノロジー事例について、「DX×AI」、「DX×メタバース」、「DX×NFT」に関するニュース(9/13~9/26)をご紹介しました。DXの取り組みは今後ますます加速していくことが予想されます。こちらのコーナーを通して、今後も皆様にいち早く情報をお届けできればと思います。

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