2022.07.04 【調査レポート】日本の働く女性の半分が燃え尽き症候群を感じている結果に-デロイト
6月9日、デロイトトーマツグループは、デロイトが行った世界調査「Women @ Work 2022: A Global Outlook」の日本版を発表した。本調査は、日本、米国、英国をはじめとする10ヵ国の働く女性約5,000人を対象としており、日本版では、日本で働く500人の女性の回答から示された傾向やグローバル平均との比較をまとめている。
本調査によると、日本の働く女性は、グローバルと比較すると、「燃え尽きたと感じる」と回答した割合が高いことが明らかとなった(日本:50%、グローバル:46%)。さらに、日本の働く女性を「勤務時間が変わらなかった女性」「勤務時間が変わった女性」「パートタイム勤務の女性」に分類すると、「燃え尽きたと感じる」「一年前よりストレスが増えた」と感じる割合が最も大きかったのは、「勤務時間が変わった女性」であった。
また、メンタルヘルスの状態に関しても、日本は「悪い/非常に悪い」と回答した割合は57%であり、グローバルの49%よりも高い結果であった。グローバルと日本を比較したところ、メンタルヘルスに関する以下の4つの項目においてグローバルの方が高いことが分かった。
・メンタルヘルス上の理由で休みをとったことがある:日本…31%、グローバル…33%
・休みの理由がメンタルヘルス上の問題であることに抵抗がない:日本…29%、グローバル…39%
・職場でメンタルヘルスについて話すことに抵抗がない:日本…38%、グローバル…43%
・職場で十分なメンタルヘルスサポートを受けている:日本…39%、グローバル…44%
詳しくはこちらのプレスリリースをご覧ください。
レポート全文(日本版)はこちら