DX（デジタルトランスフォーメーション）事例をテクノロジー視点でご紹介する「週刊DXニュース」。今回は、「DX×AI」や「DX×メタバース」、「DX×IoT」をキーワードに、6/7～6/13に発表されたニュースをまとめてご紹介します。DX・テクノロジーのトレンドに関心がある方は、ぜひご一読ください。

2022年6月号No.3

　　　

　　

目次

・DX事例｜AI
　－　三井物産とKDDIがスマートシティ実現を目指した新会社を設立
　－　各社のレベルやニーズに合わせたAI人材育成をe-leaningとワークショップで提供
・DX事例｜メタバース
　－　メタバース空間内にテレ朝本社社屋をイメージしたバーチャル店舗を出店
・DX事例｜IoT
　－　画像IoT事業でコニカミノルタとキンドリルジャパンが協業
・番外編
　－経産省と東証がDX銘柄2022を発表。今年のDX銘柄とDX注目企業は？

　　

　　

DX事例｜AI

DX×AI事例に関して、6/7～6/13に発表されたニュースを3点ご紹介します。

　　

三井物産とKDDIがスマートシティ実現を目指した新会社を設立

三井物産とKDDIは、地理空間上の情報をAI分析・可視化するプラットフォームを提供し、スマートシティ開発を推進する「株式会社GEOTRA」を設立しました。三井物産の有する事業展開力とKDDIのテクノロジーに関するノウハウの相乗効果が期待されます。スマートシティに関心のある方は、ぜひご一読ください。

三井物産とKDDI、AI・人流分析で都市DXを推進する新会社GEOTRAを設立 ～人流の将来予測が可能なプラットフォーム・分析サービスを提供開始。スマートシティに貢献～

　　

各社のレベルやニーズに合わせたAI人材育成をe-leaningとワークショップで提供

TISと澪標アナリティクスが共同で、データ分析・AI人材育成サービスを提供開始しました。AI利活用の発展に伴い、AIの知識やデータサイエンティストなどの需要が、今後高まることが予想されます。企業は、これからの時代に求められるAI人材育成において検討したいサービスです。

TISと澪標アナリティクス、AI人材の内製化ニーズにこたえるデータ分析・AI人材育成サービスを提供開始

　　

　　

DX事例｜メタバース

次に、メタバースを活用した事例をご紹介します。

　　

メタバース空間内にテレ朝本社社屋をイメージしたバーチャル店舗を出店

凸版印刷は、同社が提供するメタバースモールアプリ「メタパ®」内に「『メタパ®テレアサショップMetapa店』」を出店することを発表しました。今回の店舗は、テレビ朝日の本社社屋をイメージして作られています。来場者が楽しめそうなテレビ朝日の人気番組を使用したコンテンツも充実しているようです。

テレビ朝日が凸版印刷のメタバース空間「メタパ®」に出店

　　

　　

DX事例｜IoT

ここからは、IoTに関する最新の事例のご紹介です。

　　

画像IoT事業でコニカミノルタとキンドリルジャパンが協業

コニカミノルタとキンドリルジャパンは、スマートファクトリーやスマートシティ実現を目指し、画像IoTソリューション事業での協業を発表しました。様々なカメラやデバイスから得た画像・動画情報を一元管理し、AI処理を行ったデータを各拠点や組織へ共有することができます。工場や都市のDXに関心のある方は、ぜひ注目していただきたいニュースです。

コニカミノルタとキンドリル、スマートファクトリーやスマートシティ領域のDXを推進　社会課題の解決に向け、画像IoTやAIを活用

　　

　　

DX事例｜番外編

最後に番外編として、DX銘柄に関するニュースをご紹介します。

　　

経産省と東証がDX銘柄2022を発表。今年のDX銘柄とDX注目企業は？

経済産業省と東京証券取引所が、デジタル技術を前提としたビジネスモデルの抜本的改革を行い、新たな成長・競争力強化につなげるDXに取り組む企業を「DX銘柄2022」として選定しました。今年選ばれた33社はどの企業なのでしょうか。また、同時に発表された「DX注目企業2022」にも注目です。

デジタルトランスフォーメーション銘柄（DX銘柄）

　　

　　

終わりに

今回は、DX・テクノロジー事例について、「DX×AI」、「DX×メタバース」、「DX×IoT」に関するニュース（6/7～6/13）をご紹介しました。DXの取り組みは今後ますます加速していくことが予想されます。こちらのコーナーを通して、今後も皆様にいち早く情報をお届けできればと思います。