2022.02.15 DXテクノロジー事例|週刊DXニュース(2022年2月号No.3)
DX(デジタルトランスフォーメーション)事例をテクノロジー視点でご紹介する「週刊DXニュース」。今回は、「DX×AI」や「DX×ブロックチェーン」をキーワードに、2/1~2/7に発表されたニュースをまとめてご紹介します。DX・テクノロジーのトレンドに関心がある方は、ぜひご一読ください。
2022年2月号No.3
目次
・DX事例|AI
- 人流×気象データのAI分析による小売・飲食店の需要予測サービス
- 画素単位で海岸漂着ゴミを検出!ゴミの被覆面積の推定まで可能に
- 社員のモチベーションをAIで可視化することで離職率低減へ
- AI+RPAで簡単にWebアプリケーションの脆弱性を診断
・DX事例|ブロックチェーン
- NFTカードを使った川崎ブレイブサンダースのオンラインカードゲーム「PICKFIVE」とは?
DX事例|AI
DX×AI事例に関して、2/1~2/7に発表されたニュースを3点ご紹介します。
人流×気象データのAI分析による小売・飲食店の需要予測サービス
人流や気象データなどをAIアルゴリズムで分析する需要予測サービスの提供が開始されました。ソフトバンクと日本気象協会が共同開発したもので、小売店や飲食店向け支援として今後、様々な機能の開発を目指すそうです。
人流・気象データなどを活用した小売り・飲食業界向けAI需要予測サービス「サキミル」を提供開始
画素単位で海岸漂着ゴミを検出!ゴミの被覆面積の推定まで可能に
国立研究開発法人海洋研究開発機構と鹿児島大学は、海岸に漂着したゴミの被覆面積を推定する手法を開発しました。ディープラーニングが用いられており、海岸漂着ごみの現在量推定のための汎用技術として実用化が期待されます。
AIを用いて海岸の写真から漂着ごみの被覆面積を高精度に推定する新手法を開発
社員のモチベーションをAIで可視化することで離職率低減へ
AI CROSSが、勤怠データなどから社員のモチベーションをAI分析・可視化することで離職者を予測するサービスを開発しました。働き方が多様化し、転職も一般的となった今、離職率に悩む経営者や人事の方にチェックしていただきたいニュースです。
退職を防ぐために AI を活用した「離職予測サービス」を開発 サービスローンチに向け、トライアル企業を募集
AI+RPAで簡単にWebアプリケーションの脆弱性を診断可能に
東洋テクニカがAIとRPAを活用したWebアプリケーション脆弱性診断プラットフォーム「AeyeScan」を提供開始しました。専門知識がなくても簡単に誰でも脆弱性診断を行うことができます。Webアプリのセキュリティに関心をお持ちの方はご一読ください。
SaaS型Webアプリケーション脆弱性診断プラットフォーム「AeyeScan」の販売開始
DX事例|ブロックチェーン
次に、ブロックチェーンに関する最新の事例のご紹介です。
NFTカードを使った川崎ブレイブサンダースのオンラインカードゲーム「PICKFIVE」とは?
プロバスケットボールチームの川崎ブレイブサンダースが、試合で活躍する選手を予想して楽しむオンラインカードゲーム「PICKFIVE」を提供開始しました。LINEブロックチェーンを活用し、NFTを用いた選手のデジタルカードを使って遊ぶことができます。プロスポーツチームにおけるカードゲームの新たな形として、興味深いニュースです。
オンラインカードゲーム「PICKFIVE」正式版提供開始のお知らせ
まとめ
今回は、DX・テクノロジー事例について、「DX×AI」、「DX×ブロックチェーン」に関するニュース(2/1~2/7)をご紹介しました。DXの取り組みは今後ますます加速していくことが予想されます。こちらのコーナーを通して、今後も皆様にいち早く情報をお届けできればと思います。