2022.02.15 デロイト、オンライン上で新規事業開発を支援する「Startup Compass」を提供開始
2月1日、デロイトトーマツベンチャーサポート株式会社(以下、DTVS)は、よりオンライン上で新規事業開発を支援するデジタルツール「Startup Compass」の本格的な提供開始を発表した。
本ツールの利用者はイノベーションの創出を担う、スタートアップや起業を目指す学生、大企業の新規事業開発メンバーなどを想定しており、主に以下の2点を目的としている。
•アイデア創出から、顧客や課題の検証、市場適合性の判断といった新規事業開発の工程を標準化する。
•新規事業開発にチャレンジするハードルを下げ、さらなる日本のイノベーション創出を加速していく。
利用者は、ユーザー登録後、マイページに予め用意されたワークシートに事業アイデアを入力するだけで、必要な検討項目とその検証方法を即座に確認することができ、初めて事業開発を行う方でも基本的な論点整理や仮説検証の計画作成ができるように設計されている。これに加え、オンラインだけでは解決できない課題に対してDTVSの新規事業開発プロフェッショナルからのレビューやフィードバックや、実際の検証内容に対する助言などのスポットコンサルティングの利用も可能である。
Startup Compassの特徴は以下の3点である。
①事業開発に必要なプロセスと検討事項を具体的に提示:
新規事業開発の工程を次の5つのフェーズに分け、各フェーズにおける確認・検証するポイントを提示する。
1.アイデア創出
2.顧客・課題検証
3.製品・ソリューション検証
4.PMF(市場適合性)検証
5.Growth検証
②仮説検証の手法提示と、検証に協力可能な企業の紹介:
①の各フェーズにおいて、仮説検証の手法を提示することに加え、協力可能な専門企業をオンライン上で紹介する。
③実務に役立つKPI設定と各種資料の自動生成:仮説検証の際に必要となる重要業績評価指標(KPI)設定支援と以下の3点の自動生成を行う。
•KPIに基づく損益計算書(PL)
•検証内容を基にした事業計画書
•新規事業の際に使用されるフレームワーク
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