2021.11.29 DXテクノロジー事例|週刊DXニュース(2021年11月号No.5)
DX(デジタルトランスフォーメーション)事例をテクノロジー視点でご紹介する「週刊DXニュース」。今回は、「DX×AI」や「DX×RPA」、「DX×ブロックチェーン」をキーワードに、11/16~11/22に発表されたニュースをまとめてご紹介します。DX・テクノロジーのトレンドに関心がある方は、ぜひご一読ください。
2021年11月No.5
目次
・DX事例|AI
- 顔認証でPCR検査陰性結果を確認。安心した旅行の実現へ
- 設置が簡単なIoTカメラによってマーケティングをサポート
・DX事例|RPA
- 業務のRPA化によって年間27万時間の作業時間を効率化
・DX事例|ブロックチェーン
- ブロックチェーンを活用して地域振興。福岡券飯塚市が新たな取り組みを開始
- ブロックチェーンで世界の水不足を解消。水のトレーサビリティを実現
DX事例|AI
DX×AI事例に関して、11/16~11/22に発表されたニュースをご紹介します。
顔認証でPCR検査陰性結果を確認。安心した旅行の実現へ
顔認証システムを使い、PCR検査の陰性結果を確認することで安心な旅行体験ができるのではないでしょうか。これからの観光・旅行産業の動きに関心のある方は、要チェックです。
安全・安心な旅に向けて、石垣市内で顔認証技術を活用したPCR検査陰性結果のスムーズな確認を行う実証実験開始
設置が簡単なIoTカメラによってマーケティングをサポート
ドコモ、CTC、MOYAIの3社がIoTカメラソリューションに関して協業を開始。リアルタイムで人流を把握でき、混雑状況を配信することで「3密」回避にもつなげることができます。IoTソリューションに関心のある方は、是非ご一読ください。
ドコモ、CTC、MOYAIの3社が、配線工事が不要なIoTカメラソリューションの提供に向けて協業を開始
DX事例|RPA
ここからは、RPAを活用した事例をご紹介します。
業務のRPA化によって年間27万時間の効率化
RPAは業務効率化の観点から近年注目を集めています。今回、ニチレイロジグループは2021年度におけるRPA化の目標を前倒しで達成しました。事務作業をはじめとする業務効率化に関して、非常に参考になる事例となっています。
DX事例|ブロックチェーン
最後にブロックチェーンに関するニュースを2つご紹介します。
ブロックチェーンを活用して地域振興。福岡券飯塚市が新たな取り組みを開始
飯塚市において、ブロックチェーンを中心とした新産業創出が目指されており、地元の農産品のトレーサビリティをはじめ、様々な分野への活用が期待されています。
福岡県飯塚市がブロックチェーン推進宣言。市町村DX、農産品トレーサビリティ、大学講義、サウナに技術活用
ブロックチェーンで世界の水不足を解消。水のトレーサビリティを実現
富士通がブロックチェーンを活用した水取引プラットフォームの構築を開始しました。世界の水不足の解消が急務とされているなか、適切な水取引が行える仕組みの構築が課題となっています。富士通の取組みが今後、市場にどのような影響を与えるのか注目です。
富士通のブロックチェーンソリューションを活用し、世界の水資源不足を解決する水取引プラットフォームの構築を開始
まとめ
今回は、DX・テクノロジー事例について、「DX×AI」、「DX×RPA」、「DX×ブロックチェーン」に関するニュース(11/16~11/22)をご紹介しました。DXの取り組みは今後ますます加速していくことが予想されます。こちらのコーナーを通して、今後も皆様にいち早く情報をお届けできればと思います。