2021.11.22 DXテクノロジー事例|週刊DXニュース(2021年11月号No.4)
DX(デジタルトランスフォーメーション)事例をテクノロジー視点でご紹介する「週刊DXニュース」。今回は、「DX×AI」や「DX×5G」、「DX×クラウド」をキーワードに、11/9~11/15に発表されたニュースをまとめてご紹介します。DX・テクノロジーのトレンドに関心がある方は、ぜひご一読ください。
2021年11月No.4
目次
・DX 事例|AI
- AIを使って査定担当者と同等水準のマンションの価格査定が可能に
- 認証率99%超。AI×クラウドで駐車場の利用状況を可視化
- 毛一本も見逃さない!AI画像認識検査装置を開発
・DX事例|5G
- ソフトバンク、5G研究施設開設へ。完全仮想化されたプライベート5Gとは?
・DX事例|クラウド
- IBMとのパートナーシップ強化でCTCのクラウド領域の事業拡大をめざす
DX 事例|AI
DX×AI事例に関して、11/9~11/15に発表されたニュースを4点ご紹介します。
AIを使って査定担当者と同等水準のマンションの価格査定が可能に
従来、マンションの価格査定は不動産に関するノウハウが豊富な担当者によって、市場動向なども加味した上で算出されてきました。今回開発されたAIソリューションは、ノウハウが豊富な査定担当者と同程度の査定ができ、大幅な業務効率化が可能になります。不動産×AIに興味のある方は、ぜひご覧ください。
認証率99%超。AI×クラウドで駐車場の利用状況を可視化
車番認識アルゴリズムを実装したAIネットワークカメラとクラウドを組み合わせた車番認証システムを使用した実証実験が行われました。駐車場の利用状況をリアルタイムで観測することでき、マーケティングへの活用も期待されています。
AIネットワークカメラ×クラウドで多拠点駐車場の車両入退を一元管理、コインパーキングで実証実験を実施
毛一本も見逃さない!AI画像認識検査装置を開発
画像認識AIによって、微細な毛髪混入なども検知できる外観検査装置が開発されました。昨今、特に食品や化粧品、医薬品分野において、異物混入問題が課題となっていることから、これらの分野での活用が期待されます。
DX 事例|5G
次に、5Gを活用した事例をご紹介します。
ソフトバンク、5G研究施設開設へ。完全仮想化されたプライベート5Gとは?
ソフトバンクが5G(第5世代移動通信システム)の仮想化無線ネットワークであるvRAN(virtualized Radio Access Network)およびMEC(Multi-access Edge Computing)が融合した研究施設の開設準備を進めています。世の中への5G実装が進められるなか、今後、どのようなソリューション開発を行うのか、ソフトバンクの狙いに注目です。
完全仮想化されたプライベート5Gの商用化に向けて研究施設「AI-on-5G Lab.」をNVIDIAと合同で開設
DX 事例|クラウド
最後にクラウドに関するニュースをご紹介します。
IBMとのパートナーシップ強化でCTCのクラウド領域の事業拡大をめざす
CTCと日本IBMのパートナーシップ拡大により、CTCのハイブリッドクラウド事業の強化を図ります。両社の強みを掛け合わせることでどのような相乗効果が生み出されるのでしょうか。非常に興味深いアライアンスのため、クラウド領域に関心のある方は、ぜひご覧ください。
CTCと日本IBM、ハイブリッドクラウドサービス事業で戦略的パートナーシップを拡大
まとめ
今回は、DX・テクノロジー事例について、「DX×AI」、「DX×5G」、「DX×クラウド」に関するニュース(11/9~11/15)をご紹介しました。DXの取り組みは今後ますます加速していくことが予想されます。こちらのコーナーを通して、今後も皆様にいち早く情報をお届けできればと思います。