PwC、大日本印刷の「経費精算DX」を加速させ、ペーパーレス化・業務効率化を支援 | コンサル業界ニュース

コンサル業界ニュース

ホーム > PwC、大日本印刷の「経費精算DX」を加速させ、ペーパーレス化・業務効率化を支援

2021.10.27 PwC、大日本印刷の「経費精算DX」を加速させ、ペーパーレス化・業務効率化を支援

10月20日、PwC Japanグループ(以下、PwC Japan)は、大日本印刷株式会社(以下、DNP)における「経費精算DX(デジタルトランスフォーメーション)」を加速させ、電子帳簿保存法に対応したペーパーレス化、業務効率化、ガバナンス強化の推進への支援を行うことを発表した。

DNPは「経費精算DX」を進め、国税関係書類に係る電子帳簿保存法に対応した電子化フロー構築の一環として、株式会社コンカーの経費精算システムを導入した。また、経理業務を担当する担当するグループ会社に、経費精算内容の確認や承認などを行なう部門を新たに設立し、関連業務集約による効率化を図った。DNPは、ペーパーレス化などによって「新しい働き方」の実現を目指すとともに、経費精算システムに蓄積されたデータを活用したガバナンス強化を行った。今後、経費業務の全体最適化および、さらなる管理業務の効率化やガバナンス強化を図り、「新しい働き方」による価値創出をめざす。

今回PwC Japanは、DNPの経費精算業務の課題整理から、従業員のテレワークや業務効率化の促進に向けた「経費精算DX」の構築、経費精算業務の集約に向けた新体制の構築支援を行った。DNPに新設された部門は、DNPのリスキリング(学び直し)の新しいモデルとなる予定である。さらにPwC Japanは、経費精算データに基づくDNPのガバナンス強化に向けたルール作りや業務設計の支援に加え、専門チームによるスキャナ保存制度の適用支援など、「経費精算DX」の実現に共同で取り組んだ。

「経費精算DX」の主な特長は以下の5点である。

・電子帳簿保存法を適用した経費計算
・法人カードの利用促進
・ガバナンス強化
・社内人材のリスキリング(学び直し)
・請求内容の自動読み取り

詳しくはこちらのプレスリリースをご覧ください。

コンサル業界ニュースメールマガジン登録


 

Related article

Pickup

Feature

マッキンゼー出身の原聖吾氏が設立した医療系スタートアップが11億円の資金調達

マッキンゼー出身の起業家 原 聖吾 氏が2015年に起業した医療系スタートアップ「株式会社情報医療」(※以下「MICIN」)が、2018年4月末までに三菱商事株式会社など4社から11億円を調達したことを発表した。

2018.05.15

~INTERVIEW~A.T.カーニー石田真康が歩む戦略コンサルタントと宇宙ビジネス活動という2つの世界

宇宙ビジネスに取り組むきっかけ。それは、30歳を手前に病に倒れた時、少年時代に抱いた宇宙への憧れを思い返したことだった。石田氏は戦略コンサルタントとして活動しながらどのように宇宙ビジネスに取り組んでいるのか語ってもらった。

2018.01.10

~INTERVIEW~ 経営共創基盤の10年【第4回】コンサル業界の枠を超えたプロフェッショナルファームの実像

経営共創基盤(IGPI)の代表的な実績の一つが、東日本の地方公共交通など8社を傘下に持つ「みちのりホールディングス」への出資と運営だ。経営難の地方公共交通事業を再建しローカル経済にも貢献している意味でも高い評価を得ている事業。なぜ右肩下がりが続く構造不況業種の地方公共交通に出資したのか、どのように事業再生の成功にまでに至ったのか。みちのりホールディングス代表取締役の松本順氏(経営共創基盤・取締役マネージングディレクター)に聞いた。

2017.11.22


ページの先頭へ