2021.08.10 NTTデータ、デジタル防災プラットフォームを提供開始
7月30日、株式会社NTTデータ(以下、NTTデータ)は、自治体やインフラ事業者の災害対策業務をサポートするデジタル防災プラットフォーム「D-Resilio™」を提供開始した。本プラットフォームは、自治体やインフラ事業者に必要とされる災害対策業務のデジタル化や、行政やインフラ企業、医療機関などの災害対策時に求められる関係機関の間でのリアルタイムでの情報連携を実現する。主な特長は以下の通りである。
▪デジタル技術で災害対策に必要な業務をトータルでサポート
・情報収集:
衛星画像やドローンを活用し、家屋や土砂崩れなどの様子を迅速に把握できる。NTTデータの持つTwitter全量データや、気象予測などを組み合わせることで、災害対策業務に必要な情報収集を迅速かつ容易に実施できるようサポートする。
・意思決定:
集めた情報をGISなどで共通状況図として可視化し、ダッシュボード上の様々な情報分析を通して災害対策本部の科学的な意思決定を支援する。
・応急処置:
NTTデータの保有する減災コミュニケーションシステムでは、スマートフォンやSNS・HPなどと連携し、一度の操作で多様な伝達手段に一括して情報発信を行い、作業負担の軽減と確実な情報伝達をサポートする。
▪他システム、関係機関と簡易に連携可能:
APIなどの各種連携インターフェースにより、既存の災害対策関連システムや広域災害救急医療情報システム、県の総合防災情報システムとの連携など、災害時に必要となる関係機関の間での情報連携を支援する。
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