PwC Japanグループ(以下、PwC)は、人材開発の効果を向上させることを目的に、VRを本格導入することを決定した。今回その第1弾として不正会計が起こる現場に対しての理解を深めるため、VRコンテンツを使用した研修のパイロット運用をPwCあらた有限責任監査法人内監査人で行った。

第1弾で導入を進めているVRコンテンツは、「不正」をテーマにシナリオ作成からキャスティング、撮影まで制作したもので、不正に関するシーンを「被監査会社の経理担当者」ならびに「監査人」の両方の立場から体感することが可能となっている。PwCあらた有限責任監査法人内監査人では、2021年2月から対象の社員全員に向けて研修を開始する予定である。

また、PwCではVRを活用した人材開発・育成の取り組みの第2弾、第3弾を企画中であり、順次グループ内の対象社員への展開をめざす。

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