2020.11.06 QRコード決済グローバルトレンド。2020年世界のデジタル決済市場は年間トランザクション4.4兆USドル到達とNTTデータが予想
10月30日、株式会社NTTデータ(以下、NTTデータ)は、世界中のモバイル通信事業者を代表する団体GSMA(GSM Association)からの委託により、イギリスのコンサルティング会社Accourt社と共同で、QRコード決済のグローバルトレンドについての分析レポート「QR Code Merchant Payments:A growth opportunity for mobile money providers」を公表した。
本レポートは、2020年4月より行われたQRコード決済についての包括的な調査をもとに、QRコード決済のエコシステムの構築・拡大を図るモバイルマネー事業者に有益な情報を提供することを目的としている。
本レポートの概要は以下の通りである。
・2020年には、世界のデジタル決済市場は年間トランザクション4.4兆USドルに達し、2024年まで年平均17%の成長を見せると予想。
・QRコード決済は、クレジットカードと競合しながら、地域的に偏りつつも大きく成長を続けている。
・QRコード決済として突出して成功した中国の2大事業者AlipayとWechat Payは、決済サービス自体を目的として、単体で生み出されたものではなかった。
・AlipayとWechat Payは、もともと高い顧客エンゲージメントを有していた。
今後NTTデータグループは、APACにおけるペイメントサービスプロバイダーのリーディングカンパニーとして、国境を越えたシームレスな決済の実現、ペイメントエコシステムの拡大を支援することをめざす。
詳しくはこちらのプレスリリースをご覧ください。