2023.05.12 DXテクノロジー事例|週刊DXニュース(2023年5月号No.2)
DX(デジタルトランスフォーメーション)事例をテクノロジーの視点から紹介する「週刊DXニュース」。今回は、4/18〜4/24に発表された以下のテーマに関するニュースを紹介します。
- ・DX×AI
- ・DX×クラウド
- ・DX×NFT
- ・DX×メタバース
DXやテクノロジーに興味・関心がある方は、ぜひご一読ください。
2023年5月号No.2
目次
・DX事例|AI
- 富士フイルムと神戸大学、膵臓がんを検出するAI技術を開発
・DX事例|ビッグデータ
- 株式会社日立システムズ、クラウド基盤の総合経費管理システムを販売開始
- 矢野経済研究所、2022年のクラウド市場が1兆5,600億円であることを発表
・DX事例|NFT
- オンラインクレーンゲームでNFT景品の取り扱いを開始
・DX事例|メタバース
- メタバースに特化したプロダクションサービスをリリース
・まとめ
DX事例|AI
まずは、DX×AIの事例です。AIの分野から医療に関する新技術のニュースをお届けします。
富士フイルムと神戸大学、膵臓がんを検出するAI技術を開発
富士フイルム株式会社と国立大学法人神戸大学は、膵臓がんが疑われる所見を、腹部の造影CT画像から検出することに成功しました。この技術は、膵臓がん患者を含む約1,000症例の造影CT画像をAIが学習することで実現しました。本技術を活用して医師の負担を軽減することで、より精度の高い診断につながることが期待されます。
富士フイルムと神戸大学 AI技術を用いて造影CT画像から膵臓がんの検出を支援する技術を開発
DX事例|クラウド
次は、DX×クラウドの事例です。クラウド市場は年々拡大しており、さまざまなサービスに用いられるようになりました。その一例や、最新の市場調査結果について紹介します。
株式会社日立システムズ、クラウド基盤の総合経費管理システムを販売開始
株式会社日立システムズは、マイクロソフトが提供するクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」を基盤として活用した、総合経費管理システム「Traveler’sWAN(トラベラーズワン)」の販売を開始した。「Traveler’sWAN」は、国内外出張手配から旅費・経費精算までを一つのシステムで管理できる総合経費管理システムであり、業務の効率化や利便性向上などが実現できます。
Microsoft Azureを活用した総合経費管理システム「Traveler’sWAN」を販売開始 クラウド環境の需要増加に伴い、モダナイゼーションによるクラウド基盤を活用した事業を強化
矢野経済研究所、2022年のクラウド市場が1兆5,600億円であることを発表
株式会社矢野経済研究所は、クラウド基盤(IaaS/PaaS)サービス市場に関する調査を実施し、2022年のクラウド基盤サービス市場が前年比120.0%の1兆5,600億円であることを発表しました。市場が拡大している理由やこれからの市場動向についてより詳しく知りたい方は、ぜひ調査結果をご一読ください。
クラウド基盤(IaaS/PaaS)サービス市場に関する調査を実施(2023年)
DX事例|NFT
続いては、DX×NFTの事例です。NFTに関する面白い取り組みを紹介していきます。
オンラインクレーンゲームでNFT景品の取り扱いを開始
日本最大級のオンラインクレーンゲーム会社である「ネッチ」が、株式会社SUKUSUKUの協力により、NFT景品の取り扱いを2023年5月から開始することを発表しました。今回の取り組みはNFT市場の拡大によるものであり、オンラインクレーンゲーム市場に新たな可能性をもたらすものと期待されています。
日本最大級のオンラインクレーンゲームでNFT景品の取り扱いをスタート。第一回イベントとして限定10プロジェクトを募集開始
DX事例|メタバース
続いては、DX×メタバースの事例です。こちらも面白い取り組みなので、興味のある方は詳細をチェックしてみてください。
メタバースに特化したプロダクションサービスをリリース
株式会社メタバースクリエイターズは、メタバースクリエイターによるプロダクションサービス「メタバースクリエイターズ」を正式リリースしました。企業や自治体のコンテンツパートナーとしてコンテンツ創出をサポートし、メタバースを通じて日本の魅力を世界に発信することを目的としています。
まとめ
今回は、DXやテクノロジーに関する5つの事例をご紹介しました。DXの取り組みは今後ますます加速していくことが予想されます。こちらのコーナーを通して、今後も皆さまに有益な情報をお届けしていきます。