DX（デジタルトランスフォーメーション）事例をテクノロジー視点でご紹介する「週刊DXニュース」。今回は、「DX×AI」や「DX×メタバース」、「DX×NFT」をキーワードに、3/13～3/19に発表されたニュースをまとめてご紹介します。DX・テクノロジーのトレンドに関心がある方は、ぜひご一読ください。

2023年3月号No.4

　　

　　

目次

・DX事例｜AI
　－　企業にChatGPTや画像生成AIを導入支援するサービスを東大発ベンチャーが提供開始
・DX事例｜メタバース
　－　WebサイトやLPをメタバース化し没入型の新たなユーザー体験を提供
・DX事例｜NFT
　－　NFTチケットの発券から顧客管理まで一気通貫で行うサービスが登場
　－　月額費用のみでNFT取引を楽しみ、NFT市場での収益を得ることが可能に
　－　アプリ内蔵型NFTウォレットにより、ユーザーは簡単にNFT配布やトレードを実現

　　

　　　

DX事例｜AI

まずはDX×AI事例に関して、3/13～3/19に発表されたニュースをご紹介します。

　　

企業にChatGPTや画像生成AIを導入支援するサービスを東大発ベンチャーが提供開始

東大発のスタートアップであるneoAI社が、企業の画像生成導入を支援するサービスを提供開始します。近年注目されているChatGPTをユースケースに最適化した導入支援や既存のサービスへの組み込み支援なども行います。企業のAI利用やChatGPTの活用に関心のある方は注目のトピックです。

東大発AIスタートアップneoAI、Chat GPT・画像生成AIの法人向け導入支援サービスを開始

　　

　　

DX事例｜メタバース

ここからは、メタバースを活用した事例をご紹介します。

　　

WebサイトやLPをメタバース化し没入型の新たなユーザー体験を提供

コロプラの子会社である360Channelは、INFLUENCER BANK社と業務提携を行い、サービスサイトや商品LPをメタバース化する「メタバースLP」構築支援サービスを提供開始します。WebサイトやLPのみならず、記者会見のメタバース化支援も行うことで没入型の新たなユーザー体験を提供します。メタバース活用をしたLPなどを今後検討している方は必見です。

メタバース化で、サービスサイトやLPを没入感溢れる体験の場所へ『メタバースLP』構築サービスを提供開始

　　

　　

DX事例NFT

最後に、NFTに関する最新の事例のご紹介です。

　　　

NFTチケットの発券から顧客管理まで一気通貫で行うサービスが登場

レコチョクが、NFTチケットの発券・販売・入場管理・顧客管理までをトータルで担うソリューション「レコチョクNFTチケット」を提供開始します。入場後にチケットの券面が切り替わるなど動的にNFTを変化させることができる“ダイナミックNFT”を採用しており、チケットそのものがNFTとして利用することができます。今後、イベントやライブにおけるチケットの新しい形として注目されるのではないでしょうか。

レコチョクが日本初のNFTチケット・ソリューション提供開始！“ダイナミックNFT”採用によりイベント来場後の魅力的なファンコミュニケーションを実現！

　　　

　　

月額費用のみでNFT取引を楽しみ、NFT市場での収益を得ることが可能に

Avalanch Tech IT Solution社は、ユーザーが月額費用だけでカードゲーム化されたNFTの取引を楽しむことができるサービス「atodashi」を発表しました。本サービスは、NFT市場への参加のハードルを下げ、より幅広い層がNFTをはじめるきっかけとなることを目指しています。NFTを始めるきっかけとして、NFTに興味や関心のある方にぜひチェックしていただきたいニュースです。

月額費用だけでNFTの取引を楽しめるサービス「atodashi」を発表

　　

　　　

アプリ内蔵型NFTウォレットにより、ユーザーは簡単にNFT配布やトレードを実現

ナッジは、次世代クレジットカード「Nudge」アプリ内蔵型NFTウォレット「Nudge NFT Wallet β」を提供開始しました。「Nudge NFT Wallet β」は、Nudgeアプリを介してログインすることで生体認証を利用可能であり、デジタル素材のみで簡単にNFT配布が可能となります。NFTウォレットやNFTの配布を検討している方は、ぜひご一読ください。

次世代型クレジットカードNudge、「Nudge NFT Wallet β」を提供開始 

　　

　　

まとめ

今回は、DX・テクノロジー事例について、「DX×AI」、「DX×メタバース」、「DX×NFT」に関するニュース（3/13～3/19）をご紹介しました。DXの取り組みは今後ますます加速していくことが予想されます。こちらのコーナーを通して、今後も皆様にいち早く情報をお届けできればと思います。