2月10日、株式会社NTTデータ(以下、NTTデータ)は、トヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ自動車)の保有するコネクティッドカーデータを利用し、三井不動産グループが管理・運営する三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY周辺の混雑解消を目指した実証実験を行うことを発表した。

本実証実験では、コネクティッドカーデータの統計情報や現在走行しているコネクティッドカーデータをリアルタイムで処理・分析し、周辺道路の混雑状況の情報をららぽーとTOKYO-BAY利用者に提供する。ホームページを通じて、グラフや地図を活用しながらリアルタイムで情報を可視化することで、混雑時の移動の抑制を促すことができるか検証を行う。

さらに、交通量の分散が、CO2排出量にどのように影響を与えるかを検証する。混雑状況を基にCO2排出量を推測するために、コネクティッドカーデータからとれる車速とCO2排出量の実績を活用し学習したNTTデータ独自のモデルを用いる。

NTTデータは、本実証実験によってららぽーとTOKYO-BAYにおける顧客満足度向上とCO2排出量削減をめざす。

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