2022.05.10 【調査レポート】テクノロジー・メディア・通信業界の将来を占う10のトピックとは-デロイトトーマツ
4月22日、デロイトトーマツグループは、「TMT Predictions 2022 日本版」を発表した。本レポートは、デロイトグローバルが、テクノロジー・メディア・通信(TMT)業界についてトレンドを予測し、発表した「TMT Predictions」に日本オリジナルの考察・分析を加えたレポートになっている。
本レポートは、TMT業界で注目すべき10の話題を取り上げながら、新しい行動様式、産業構造の変化、破壊的技術によって人や社会が変容される中において、TMT業界に影響を与えうる論点についてまとめている。
本レポートで取り上げられている10の話題に関する日本視点での課題は以下の点であった。
・NFT:
事業化に関するNFT不正発行や価格高騰
・サステナブルスマートフォン:
スマートフォン関連メーカーに関する収益源とならない、リユース製品に対する消費者の不安
・映像メディア:
国内での映像クリエイターや俳優、監督などの映像に関わる人材の争奪、日本独自のポイントサービス活用などによる海外との差別化
・ゲーム:
制作現場以外の人間が品質管理に関わることへの反発、労働環境、ハラスメント
・半導体業界動向:
covid-19による変化が絶えない環境を理解しつつ、自国の強みを活かせる領域を見定めること
・半導体 RISC-V (リスクファイブ):
グローバルで大きな注目を集める領域であるものの、国内では一部の先進企業を除いて相応の検討が行われていない
・FWA (Fixed Wireless Access)/ Wi-Fi 6:
業務の効率化、製造業における工場内でのレイアウトの自在化などのネットワークアーキテクチャーの柔軟性
・テクノロジー業界における女性:
テクノロジーに興味を持つ女性を中長期的な視点で増やすこと
・量子コンピューティング:
日本での量子技術の具体的なユースケースを構築し、量子コンピュータの導入PoCを検討する企業のすそ野を広げていくこと
・AI:
競争力のある形で適切に活用し、経営におけるAI倫理規定やガバナンス体制を構築。多様性のある組織デザインや組織固有のバイアスに抗うことによるAIリスクの低減。
詳しくはこちらのプレスリリースをご覧ください。
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