DX（デジタルトランスフォーメーション）事例をテクノロジー視点でご紹介する「週刊DXニュース」。今回は、「DX×AI」や「DX×メタバース」、「DX×NFT」、「DX×RPA」をキーワードに、4/19～4/25に発表されたニュースをまとめてご紹介します。DX・テクノロジーのトレンドに関心がある方は、ぜひご一読ください。

2022年5月号No.1

　　

　　

目次

・DX事例｜AI
　－　エッジAIによって日本旅行の旅行メディアサイトユーザーへ新たな旅をレコメンド
・DX事例｜メタバース
　－　都市連動型メタバースの発展に向けたガイドライン策定
・DX事例｜NFT
　－　よりファンを喜ばせるため、ファンサービスにおける包括的なNFT活用支援
　－　人気シリーズ「ゴジラ」を国内で初めてNFTコンテンツ化
・DX事例｜RPA
　－　パーソルグループにRPA導入で、2年間で20万時間超の業務自動化が実現

　　

　　

DX事例｜AI

DX×AI事例に関して、4/19～4/25に発表されたニュースをご紹介します。

　　

エッジAIによって日本旅行の旅行メディアサイトユーザーへ新たな旅をレコメンド

日本旅行とジャスミーが、エッジAI×ブロックチェーンによって、日本旅行の旅行メディア「Trip α」のユーザーに対する、訴求力を向上させる取り組みを開始します。エッジAIの活用により、個人の嗜好性に合わせた新たな旅の魅力をユーザーに届けることをめざします。エッジAIに関心のある方は、ご一読ください。

日本旅行とジャスミーがブロックチェーンとエッジ AI によるユーザー生成コンテンツ（UGC）活用に向けた実証実験を開始

　　

　　

DX事例｜メタバース

ここからは、メタバースを活用した事例をご紹介します。

　　

都市連動型メタバースの発展に向けたガイドライン策定

KDDIと東急、みずほリサーチ&テクノロジーズ、一般社団法人渋谷未来デザインで構成されるコンソーシアムが、メタバース利用時の注意点などをまとめた「バーチャルシティガイドライン  ver.1」を策定しました。メタバース発展に伴う仮想空間内での指針にはどのようなものがあるのでしょうか。今後重要性が増してくるトピックだと思います。

メタバースの運用・利用指針を整備したガイドライン策定

　　

　　

DX事例｜NFT

次に、NFTを活用した事例を2点ご紹介します。

　　

よりファンを喜ばせるため、ファンサービスにおける包括的なNFT活用支援

モバイルを軸としたコンテンツ／ゲーム開発や、テクノロジーの活用サービスなどを提供するサイバードが、ファンサービスにおける包括的なNFT活用を支援するサービスを提供します。ファンクラブ連動やキャンペーン活用、リアルグッズ、オンラインイベントなどファンサービスとNFT販売を結びつけます。NFTの活用事例として必見です

サイバード、NFTを活用したファンサービスの支援を開始

　　

　　

人気シリーズ「ゴジラ」を国内で初めてNFTコンテンツ化

マーケティングソリューションを提供するCDGが、東宝の人気シリーズ「ゴジラ」を国内で初めてNFTとして企画し、販売までを支援します。人気のコンテンツをNFT化し、販売されることは今後増えてくるのかもしれません。先行事例として、チェックしたいニュースです。

国内初のゴジラNFTをオリジナル特撮『ゴジラVSへドラ』で企画、「LINE NFT」にて4月27日18時より数量限定で販売

　　

　　

DX事例｜RPA

最後に、RPAに関する最新の事例のご紹介です。

　　

パーソルグループにRPA導入で、2年間で20万時間超の業務自動化が実現

パーソルプロセス&テクノロジーがパーソルグループ内にRPAを導入し、2年間で20万時間を超える業務を自動化しました。2023年3月までの3ヵ年で50万時間の削減を目指します。改めて業務効率化におけるRPAの効果を実感するニュースです。

グループ内にRPAを導入、20万時間を超える業務を自動化 RPA導入のその先へ。受講者270名を新しいキャリアへ導く)

　　

　　

まとめ

今回は、DX・テクノロジー事例について、「DX×AI」、「DX×メタバース」、「DX×NFT」、「DX×RPA」に関するニュース（4/19～4/25）をご紹介しました。DXの取り組みは今後ますます加速していくことが予想されます。こちらのコーナーを通して、今後も皆様にいち早く情報をお届けできればと思います。