3月14日、NTTコミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)は、国内で初めて「AWS Outposts」を導入し、自社データセンター内における検証環境の構築を発表した。この検証環境において「AWS Outposts」に自社データ分析ツール「Node-AI(ノードエーアイ)」を組み込んだソリューション(以下、「Node-AI on AWS Outposts」)を開発し、同日より提供を開始した。NTT Comは、「Node-AI on AWS Outposts」を軸に、自社の多様なサービスやソリューションと組み合わせることで、「Amazon Web Services(以下、AWS)」を利用する顧客のDXに取り組む。

本サービスは、AIモデルをノンコーディングで直感的に開発可能な「Node-AI」を「AWS Outposts」に組み込んだものである。

主な特長は以下の２点である。

・機密情報をローカル環境に保持したままAIモデルによるデータ分析が可能：
「Node-AI on AWS Outposts」は、「AWSクラウドサービス」で実施する必要のあったデータ分析をローカル環境で実施できるため、機密情報をパブリッククラウド環境に送信することなく、セキュアに分析することが可能である。

・大容量かつ高度なデータ分析を低遅延で実行：
「Node-AI on AWS Outposts」は、「Node-AI」を活用することで、ノンコードでAIモデルを開発することや開発したAIを用いたデータ分析をローカル環境で実施することができる。クラウド上で提供されるサービスに比べ、よりデータソースに近い場所で処理するため、大容量データを低遅延で分析可能である。

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