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2022.02.01 シグマクシス、東急と多摩田園都市エリアの新たなまちづくりに向けた取り組みを推進

1月19日、株式会社シグマクシス・ホールディングス(以下、シグマクシス・ホールディングス)は、多摩田園都市エリアにおける生活者起点の新たなまちづくりに向けた取り組み「nexus構想」の推進に関する基本協定書を、東急株式会社(以下、東急)と締結したことを発表した。

今回nexus構想エリアとして、東急沿線郊外の多摩田園都市を定義している。具体的には、多摩田園都市(田園都市線梶が谷駅~中央林間駅)エリアのうち、横浜市青葉区・川崎市宮前区周辺からnexus構想を開始する。

この取り組みは、株式会社シグマクシスと株式会社シグマクシス・インベストメントによるチームを組成し、東急と共同でnexus構想の実現をめざす。シグマクシスグループと東急は、企業や行政との協業によって循環型のコミュニティや地域ネットワークを構築し、生活者一人ひとりの自由で豊かな暮らしの推進を行う。その施策として主に、以下の3点に取り組む。

・nexus構想に共感し参画する、企業および行政の招聘:
本構想に共感し参画する行政や多様な企業をバディと定義し、継続的に招聘する。バディと東急、シグマクシス・グループの連携によって、生活者起点での持続可能な地域ネットワークを構築する。

・対象地域での実証実験および事業化:
nexus構想エリア内の複数にわたる対象地域において、本構想の実証実験および事業化を行う。サステナブルテーマとして、「農と食」「資源循環」「エネルギー」「駅遠エリアのMaaS」などを設定し、各テーマに沿った機能や環境の実装をめざす。

・nexusチャレンジパークの開業:
2022年4月、川崎市・横浜市の市境近辺にある虹ヶ丘団地・すすき野団地エリアに「nexusチャレンジパーク」を開業する。約8000㎡の敷地内に、コミュニティ農園、マルシェなどの多目的利用が可能な空間を作ることで、地域住民が日常的に自由に活用できる場を提供する。住民のみならず、地域の農家や学校、バディが集まり、生活者起点での魅力的な仕掛けづくりにチャレンジする。

シグマクシス・グループは本構想において、最適なプレイヤーを集め、連携を推進する「アグリゲーター」としての役割を担う。主に、構想における深化と改善、バディの招聘、バディ間の連携促進によるコンソーシアムの形成、本構想の理解促進に向けた勉強会の開催、実証実験および事業化の計画・実行支援、広報活動に取り組む。

詳しくはこちらのプレスリリースをご覧ください。

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