2022.01.31 NRI、クラウドセキュリティ対策サービスを提供するラックと資本業務提携
1月21日、株式会社野村総合研究所(以下、NRI)は、株式会社ラック(以下、ラック)と資本業務提携契約を締結し、ラックがNRIに対して新株発行による第三者割当を実施することを発表した。また、元々ラックと資本業務提携を結んでいたKDDI株式会社(以下、KDDI)を含めた3社で、クラウドネイティブセキュリティやゼロトラストセキュリティの推進に向けた共創を2022年2月から開始する。
クラウドネイティブセキュリティとは、クラウドプラットフォーム上に作成されたアプリケーションに対し、クラウドの備える機能を活用してセキュリティを強化する考えである。また、ゼロトラストセキュリティは、社内外の全てのトラフィックを信頼せず、サービスのアクセス時などデバイスごとに検査、ログ取得を行うことで、セキュリティを強化する考えのことである。これらの推進に向けた共創に取り組み、クラウドやテレワークを活用した多様化する企業活動の支援をめざす。
NRIとラックは、2022年3月に合弁会社を設立し、両社のノウハウを融合したクラウドプラットフォーム向けマネージドセキュリティサービスを提供する。今回、ラックの新株発行による第三者割当によって、NRIの持株比率は10.21%とする方針である。また、ラックは既にKDDIとも資本業務提携関係にあり、KDDIに対しても新株発行による第三者割当を実施し、持ち株比率を9.44%(第三者割当前:5.43%)とすることを予定している。
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