2021.12.01 日本IBM、センシンロボティクスと業務提携。AIを活用した高度な保全業務ソリューションを開発
11月24日、日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、日本IBM)は、株式会社センシンロボティクス(以下、センシンロボティクス)と業務提携を発表した。本提携では、社会や企業インフラの更なる安定稼働をめざし、AIを活用したより高度な保全業務ソリューションの開発を行う。
センシンロボティクスは、企業や社会が抱える課題をドローンやロボティクス技術で解決する社会インフラDXのリーディングカンパニーである。主に、設備点検や災害対策、警備監視、現場管理などの業務における「労働力不測の解消・ミス防止・安全向上・時間とコストの削減」、災害発生時の迅速な対応や、企業や社会における課題解決に向けたテクノロジーとソリューションを提供している。
本提携では、ドローンをはじめとするロボットによるデータ取得から管理・分析まで一貫した業務自動化を実現するプラットフォームで、プラントや鉄塔などの点検および管理に利用されるセンシンロボティクスの「SENSYN CORE」と、日本IBMの設備保全統合管理システム「IBM®︎ Maximo Application Suite」、「IBM Environmental Intelligence Suite」の連携を行う。両社のソリューションを組み合わせることで、人間による状況確認が難しい高所や狭所などの領域で、ロボットが取得した網羅的かつ高精度な画像や動画データを設備管理情報と統合することができる。それにより、後の工程におけるワークフローへの移行業務を自動化することが可能になる。今後、保全現場での安全性を保ちながら、作業の効率化を推進できる高度なソリューションを開発する予定である。
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