2021.06.04 NTTデータ、ARを活用した3Dマニュアルを用いる作業支援サービスを提供開始
5月28日、株式会社NTTデータ(以下、NTTデータ)は、アメリカのScope AR社の「WorkLink」を活用したAR(拡張現実)作業支援サービスを提供開始した。WorkLinkは、ARによって実現された3Dマニュアルを用いた直感的な作業支援と、遠隔地からの有識者による作業支援を同時に利用することができるプラットフォームである。実証では、大量の3Dマニュアルの作成時間を最大90%削減可能であるなど、顧客の現場作業のさらなる不可軽減に貢献する。
今回NTTデータは、WorkLinkの販売と共に、3Dマニュアル作成支援サービスとインテグレーションサービスの提供を行う。3Dマニュアル作成支援サービスは、顧客が持つ製品マニュアルやメンテナンス手順をもとに、WorkLink用3Dマニュアルを作成する。作業対象機器のスキャンによる3Dマニュアルへの取り込みや既存のマニュアルで表現できない3Dアニメーションによる作業手順の追加実装などをNTTデータが行う。インテグレーションサービスでは、WorkLinkと他システムを連携させることで円滑な現場作業や管理を支援する。
WorkLinkの特長は、主に以下の2点である。
・3Dマニュアルを用いた直感的な作業および作業前トレーニング
・3Dマニュアルを用いた遠隔作業支援
本サービスは、製造業や電気・ガス・水道、その他流通業などでの活用が期待されており、今後NTTデータは、2024年度末までに100社以上の販売をめざす。
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