2021.01.05 EY、Microsoft社とエンタープライズ向けブロックチェーンプラットフォームを拡張
EYは、Microsoft社とゲームに関する著作権とロイヤリティを管理するブロックチェーンベースのソリューションを拡張したことを発表した。これにより、ロイヤリティ契約の締結から支払、照合までを網羅する財務記録システムの提供が可能となる。これは、ブロックチェーンベースの財務記録システムとしては最大規模になる。
Microsoft社は、このブロックチェーンソリューションを活用し、ゲームブランド「Xbox」のゲームパートナー、アーティスト、ミュージシャン、ライター、その他のクリエイターのネットワークへ向けたロイヤリティ契約の追跡を可能にし、支払処理に対する可視性を高める。
EYは契約に基づき、BtoBエンタープライズクライアントが、ブロックチェーンプラットフォームを構築して契約関連の計算および取引処理の自動化を実現できるよう支援する。
今回拡張したブロックチェーンプラットフォームは以下のような価値提供を行う。
・AIを活用してより迅速な契約書作成を可能にする。
・シームレスに生成した明細書や請求書をERPに統合することで、ロイヤリティ決済の処理スピード、可視性、透明性が向上する。
・ブロックチェーンプラットフォームで生成された勘定項目をERPに取り込むことで、効率性と会計処理能力を高める。
・本ソリューションが財務記録システムとして機能できるよう、必要な統制とコンプライアンス基準を具体化する。
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