2019.03.09 マッキンゼー元パートナー重松 路威氏が創業した「ニューラルポケット」が6億円を調達
3月5日、マッキンゼー元パートナー重松 路威氏が創業したニューラルポケット株式会社(旧社名:ファッションポケット株式会社)が、第三者割当増資を実施し、6億円の資金調達した。
引受先は未来創生ファンド、シニフィアン、みずほキャピタル、SMBCベンチャーキャピタル、Deep30など。今回のラウンドはシリーズBにあたり、シードラウンドからの累計調達額は11億円にのぼる。
ニューラルポケット株式会社は2018年1月に設立されたAIベンチャー。画像・映像を解析する独自のAI技術を開発・保有している。創業事業であるファッション領域では、Web上で収集したファッションデータをAIが解析し、ファッショントレンドを予測する世界初のサービス「AI MD」を提供。2019年シーズンは同サービスを利用した企画商品が全国2,000店舗超に展開。今後、事業領域をスマートシティやデジタルサイネージ(広告)に拡大する。
創業者で代表を務める重松 路威 (しげまつ・ろい)氏は、東京大学大学院を修了後にマッキンゼー・アンド・カンパニーに入社、2016年に同社パートナーに就任。マッキンゼーで培ったAI活用・事業化支援の経験を活かし、2018年にニューラルポケット株式会社を創業した。
今回の調達では、同時に「ファッションポケット株式会社」から「ニューラルポケット株式会社」への社名変更と、シニフィアン株式会社との資本業務提携の締結も発表した。シニフィアン株式会社の共同代表を務める朝倉祐介氏はマッキンゼー出身で重松氏の同僚とのことだ。ミクシィをV字回復させたことなどでも有名。
詳しくは以下のプレスリリースをご覧ください
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000038149.html