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2018.02.21 アクセンチュアとお茶の水女子大学が女性ビジネスリーダーの教育と育成に向けて連携

アクセンチュアとお茶の水女子大学は2月19日、デジタル化が進展する世界において、グローバルで活躍する女性管理職やリーダーの育成に向けた包括提携協定を締結したことを発表した。

本協定によって両者は以下のような活動を行うとのことだ。

● お茶の水女子大学に在籍する全学部生・大学院生を対象に、アクセンチュア社員がグローバル人材として活躍するために必須なコミュニケーション力、交渉力、プレゼン力、分析力や、数字を読み解く力など、実践的なノウハウを教授する講座を開講

● 先端デジタル技術や世界的なビジネストレンドについての学習の場、革新的なビジネスモデル、商品・サービスのアイデアを討議する機会も設定

● キャリア形成につながる講座などから学生が自分のキャリア志向に適した講座を選択できるよう、講座内容や受講タイミングについてのアドバイスの実施

● アクセンチュアに多数在籍するお茶の水女子大学卒の社員との交流会や、職場見学会などの機会の設定

● お茶の水女子大学が、アクセンチュア社員に対するアンケート調査などを実施し、実際のビジネスの現場で求められる知識、スキルや情報を分析するなどして、学部生や大学院生、社会人向け教育カリキュラムの最適化とさらなる高度化を図る。

詳しくは以下のリリースをご覧ください。
https://www.accenture.com/jp-ja/company-news-releases-20180219

2025年までに社員数の男女比を均等にするアクセンチュアのグローバル目標
アクセンチュアは昨年6月ニューヨーク発で「アクセンチュア、2025年までに社員数の男女比を均等にする目標を設定」というプレスリリースを発表していた。

当時のリリースでは、グローバル全体で約15万人の女性社員(社員数のおよそ40%)が働いているとし「2025年までに社員の男女比を50:50にすること」や「2020年までに女性マネジング・ディレクターを25%」とする目標を発表していた。今回のお茶の水大学との連携はこうしたグローバルでの動きに追従するものと考えられる。
参考ニュースリリース:https://www.accenture.com/jp-ja/company-news-releases-20170626

過去には慶応SFCとの連携も発表
またアクセンチュアは2013年にデータサイエンティストの育成において、慶応SFCとの連携も行っている。こうしたインターンシップに留まらない、産学の人材育成分野での連携が増えていくかもしれない。

SFCとの連携については、以下の過去の記事をご覧ください。

アクセンチュア、慶応大学SFC等とビックデータ分野での共同研究。「データビジネス創造・ラボ」創設を発表。

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