2018.01.25 シグマクシスの資本提携先のSXキャピタルが新ファンドを設立
シグマクシスの資本提携先である株式会社SXキャピタルは、3号ファンドとなる「SXC投資事業有限責任組合(以下、SXCファンド)」を設立したことを1月22日に発表した。
SXCファンドは、先端デジタルテクノロジーを活用した事業を推進し、豊かな社会実現に貢献するベンチャー企業への投資、および成長支援を目的とする。
また資本提携先である株式会社シグマクシスとの連携のもと成長支援を行うことで、SXCファンドを通じたイノベーションのさらなる加速を目指すとのこと。
SXCファンドは、現時点でシグマクシスの他、独立行政法人中小企業基盤整備機構や、大手金融機関、事業会社等の有限責任組合員によって構成されており、設立時22億円の規模でスタート。今後、追加の出資を受け入れる予定で、3月末のファイナルクロージングに向けてファンド規模を更に拡大予定だ。
詳しくは以下のリリースをご覧ください。
http://www.sxcapital.jp/news/pr_sxcfund_180122.pdf
日本のコンサル業界全体を見渡すと、自己資金での投資や、ファンドを組成しての投資に関わらず、企業に出資をする投資機能を持ったり、実際に投資を行っているコンサル会社には、経営共創基盤、ドリームインキュベータ、リヴァンプ、フロンティアマネジメント、ブレインアンドキャピタル、O2などが存在している。その中でも、ドリームインキュベータやリヴァンプはベンチャーへの投資を中心に行う。こうしたコンサル会社による投資の動きはドリームインキュベータやリヴァンプが設立された2000年代初頭からが徐々に広がっている。
なお、シグマクシスのSXキャピタルへの資本参加についてはの以下の過去の記事をご覧ください。
SXキャピタルのウェブサイトは以下。シグマクシスのマネージングディレクターの柴沼俊一氏が取締役を務めている。
http://www.sxcapital.jp/