2017.11.12 アクセンチュア出身者2名が役員を務める「エル・ティー・エス」東証マザーズに上場承認
11月9日、株式会社エル・ティー・エスが、東京証券取引所マザーズ市場への新規上場を承認されたことを発表した。上場日は12月14日を予定。
エル・ティー・エスは平成14年に設立以来、クライアントの変革支援においてプロフェッショナル事業を行ってきてており、サービス領域を人・組織コンサルティング、ITコンサルティング、ビジネスコンサルティングへ拡大してきた。2013年12月にはIT人材とITプロジェクトに取り組む顧客企業が直接つながるプロフェッショナルクラウドソーシングの場の提供を開始。この後、ドリームインキュベータおよびグルーバルブレインから3.8億円を調達している。
エル・ティー・エスのウェブサイト
代表取締役社長は創業メンバーの樺島弘明氏。同じく創業メンバーの取締役副社長COOの李成一氏と、取締役の吉田悦章はアンダーセンコンサルティング(現:アクセンチュア)出身だ。
現在は、RPA・AI・ビジネスプロセス可視化等を活用し、企業変革と働き方改革を推進する「プロフェッショナルサービス事業」及び企業のIT人材不足を解消するマッチングプラットフォーム事業「アサインナビ」を展開している。
従業員数は連結で151名。平成28年12月期(第15期)は売上高19.7億、経常利益は1100万円となっている。プロフェッショナルサービス事業の売上が18.7億、利益が1億600万円、プラットフォーム事業(アサインナビ)の売り上げは1億700万円、-1.45億円の赤字となっている。
今回のIPOにかかる調達資金については、事業拡大のための人財採用費および人件費、認知度向上に向けた広告宣伝費、アサインナビの競争力強化に向けた機能拡張にかかる開発投資、事業拡大に伴う本社移転時の購入資産等に充当する予定ということだ。
詳しくは東京証券取引所のウェブサイトをご覧ください。
http://www.jpx.co.jp/listing/stocks/new/index.html