2017.09.19 デロイト グローバル、2017年通期売上高は388億ドルで8年連続成長
【ロンドン】デロイト グローバルは2017年5月期通期の決算を発表し、売上高は388億米ドル(約4兆3270億円)だった。これで8年連続の成長。全てのビジネス、インダストリー、地域でプラス成長となり、過去2年間現地通貨ベースで平均8.3%の売上高成長となった。
デロイトはあらゆる地域やサービス領域でクライアントにインパクトをもたらすことに焦点を当て続け、監査・保証業務、コンサルティング、ファイナンシャルアドバイザリー、リスクアドバイザリー、税務・法務の5大コアビジネス全てで成長を達成した。
5大コアビジネスの売上高成長率は次の通り
・リスクアドバイザリー 12.9%
・コンサルティング 10.2%
・税務・法務の売上高 6.6%
・ファイナンシャルアドバイザリー 5.8%
・監査保証業務 1%
また、2017年度のデロイトの成長の原動力となったインダストリーは、テクノロジー・メディア・通信、消費財/産業用製品。それぞれ現地通貨ベースで9%以上の売上高成長率を達成した。
2017年度内に全地域で約7万人を採用し将来的な人材育成にも取り組んでいる。人員数はアジア太平洋地域で10.4%増加、ビジネスではコンサルティングとリスクアソバイザリーが13%超の増加となった。
デロイト グローバルのプニート・レンジンCEOは「デロイトの売上高の伸びには2つの要因があります。1つ目は、デロイトの複数領域で専門性を持つビジネスモデルが強い競争力をもたらしていること。2 つ目は、クライアントは変革の時代に道標を示し、絶えず変化するグローバルビジネス環境下での自己変革の促進をデロイトに期待して、デロイトを選ぶことが増えているということです」と述べた。