2016.02.15 ヤフーの傘下に入る一休の代表取締役に、BCG、アリックスを経たの榊氏
2月12日、高級宿泊施設予約サイトを手掛ける一休は、代表取締役に榊淳(さかきじゅん)氏が就任することを発表した。
榊氏は43歳。第一勧業銀行(現みずほ銀行)、スタンフォード大学大学院を経た後、2003年ボストンコンサルティンググループに入社。2009年アリックスパートナーズ入社を経て、約10年のコンサルタントとして活躍後、2013年に一休に入社。同年、取締役に就任。2014年からは副社長として従事している。
ヤフーの傘下に入る一休
去年12月、一休はヤフーによる全株取得のための株式公開買い付け(TOB)を発表していた。
このTOBについて、一休は2月10日時点でヤフーが同社の普通株式の約94%を所有して一休の特別支配株主となったことから、売渡請求が決定と発表。今後、ヤフーは一休の株式の所有者に対し、株式をヤフーへ売り渡す旨の請求をおこなうという。
今回の代表取締役交代の発表は、これに伴い、代表取締役社長を務めていた森氏が、公開買い付けの決済日に取締役を辞任する旨の契約をヤフーと締結していたことによるもの。
詳しくは以下のリリースをご覧ください。
http://pdf.irpocket.com/C2450/TM54/kWnL/xM5D.pdf