2015.02.20 【NY発】デロイト・グローバルのトップ交代を発表。USでは女性トップが誕生
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会計事務所大手のデロイト・トウシュ・トーマツ・リミテッド(DTTL、デロイト・グローバル)は現在CEOをつとめるバリー・サルツバーグ氏(Barry Salzberg)の後任として、パニー・レンジェン氏(Punit Renjen)がグローバルでのCEOに就任することを発表した。会計年度が変わる6月1日から就任する。バリー・サルツバーグ氏は2011年6月から4年間CEOを務めたこととなる。
47メンバーファームのトップに
デロイトのネットワークは150カ国で動作し、かつ全世界で21万人を雇用し、47メンバーファームで構成されている。この組織のトップとなる。
新CEOとなるパニー・レンジェン氏はインド生まれのインド育ち。奨学金を得て、米国のWillamette Universityにおいて、マネジメントの学士と修士を取得。28年間デロイトで勤務している。2011年からはアメリカのデロイト(Deloitte LLP)の会長を務めており、またアメリカのDeloitte Consulting LLPにおけるCEOもつとめている。
アメリカのデロイトでは女性CEOが誕生
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この発表に先立ち、2月10日にはパニー・レンジェン氏が会長を務めていたUSデロイトのトップ人事も発表されている。
デロイトUSではキャシー・エンゲルベルト氏(Cathy Engelbert)がDeloitte LLP(米国のデロイト)のCEOに選ばれた。アメリカでの主な会計ファームやコンサルティングファームにおいて初めての女性CEOということだ。また同時にマイクフッキ(Mike Fucci)が会長(Chairman)に選出されたことも発表れている。
キャシー・エンゲベルト氏は、90以上のアメリカの都市とインドにおける65000人以上のプロフェッショナルのトップとなる。両氏とも3月11日に就任予定。
キャシー・エンゲベルト氏は、1986年にデロイトに入社。一方のマイク・フッキ氏は、30年以上デロイトに勤務しているという。
詳しくは以下のプレスリリースをご覧ください。
グローバルのトップ交代のリリース:
http://www2.deloitte.com/global/en.html?icid=site_selector_global
アメリカのトップ交代のリリース:
http://www2.deloitte.com/us/en/pages/about-deloitte/articles/deloitte-chief-executive-officer-elect.html?id=us:2sm:3tw:ceo:eng:lea:020915:deloitteus