2014.10.17 トーマツ、テクノロジー企業成長率ランキング 第12回「デロイト トウシュ トーマツ リミテッド 日本テクノロジー Fast50」を発表
当ニュースでは昨年10月にも報じたが、10月15日有限責任監査法人トーマツは、日本国内のTMT業界の過去3年間の収益成長率に基づいた成長企業50社のランキング、第12回「デロイト トウシュ トーマツ リミテッド 日本テクノロジー Fast50」を発表した。
昨年の記事:第 11 回「デロイト トウシュ トーマツ リミテッド 日本テクノロジー Fast50」を発表
https://pod.jp/consulnews/2013/10/15/techfast50/
1位企業の過去3年の売上成長率は1969%
1位は人工知能技術を活用したストラテジーゲーム、およびスマートフォンアプリ等、モバイルサービスの企画・開発・運営を行っているHEROZ株式会社で、過去3年間の売上高成長率1,969%を記録した。ただし過去の1位企業の成長率と比較すると、2013年の1位(6,643%)、2012年の1位(3,950%)と比較すると低い数値となっている。
2位は1,621%を記録した太陽光発電システム等スマートライフを普及させる各種サービスのマッチングサービスを手がける株式会社アイアンドシー・クルーズ、3位にはスマートフォン向けサービス、ソーシャルアプリケーションの企画開発を行っている株式会社アカツキがランクインし、成長率1,070%を記録した。
その他ランキングには、11位メドピア、12位リブセンス、14位じげん、23位エイチーム、24位クルーズ、37位レアジョブなど、上場企業や有名ベンチャー企業が並んでおり、48位のブレインパッドのような7回目(今回の最多)の受賞となる企業もある。
ネット関連企業がランキングを占める割合が高い状況は変わらず
事業領域別に見ると、最も多いのは、インターネット関連企業で全受賞企業の52%の構成比を占める。次いでソフトウェア/コンテンツ関連企業の26%となっており、傾向としては前年と同様だが、その割合ではインターネット関連の比率が高まっている(2013年:インターネット関連企業42%、ソフトウェア/コンテンツ関連企業40%)。
グローバルではテクノロジーFast500を展開
デロイトトウシュトーマツでは当ランキングの発表をグローバルに開催。Fast50 は国レベルで、またテクノロジーFast500 はグローバル規模で、地域レベルの収益成長率を基準としたランキングを公表している。Fast500は、アジア太平洋地域、北米地域、EMEA 地域で実施しているとのことだ。
詳しくは以下のプレスリリースをご覧ください。
http://www.tohmatsu.com/view/ja_JP/jp/industries/tmt/5a80d97f82119410VgnVCM1000003256f70aRCRD.htm