2014.10.08 デロイトトーマツとSAP、戦略的プライシングマネジメント支援サービスを提供開始
10月8日、デロイト トーマツ コンサルティング(以下、DTC、代表取締役社長:近藤 聡)とSAPジャパン株式会社(代表取締役社長:福田 譲)は利益創出に直接貢献する戦略的プライシングマネジメント(Pricing & Profitability Management=PPM)のための支援サービスの提供を本格的に開始すると発表した。
価格を1%改善すれば、利益は12%改善される
「価格を1%改善すれば、利益は12%改善される」との調査結果もあるほど、PPMは企業にとって効果が明確で重要度の高い管理手法とされているが、取引データにおける顧客単位、製品単位での管理が必要なことにより、大量のデータ分析が生じるため継続的なPPMの実行は従来困難だったとのこと。両社が取り組むこのサービスでは、SAPジャパンがSAP® Price and Margin Management by Vendavoの日本での販売・サポートを行う。「Vendavo」はグローバルで既に200社以上の導入実績があるとのこと。
ソリューションには「Vendavo」を採用
ソリューションには、「Vendavo」を採用し、デロイトのPPMにおける経営管理手法の知見と実績にSAPのビッグデータ分析ソリューションの技術を組み合わせ、日本市場に展開していくとのこと。SAPジャパンがSAP® Price and Margin Management by Vendavoの日本での販売・サポートを行うということだ。
DTCは価格戦略立案や価格決定のための基準やルール作りなどを支援
DTCは世界で250社以上の実績を持つデロイトのPPMフレームワークを日本に導入。グローバルのPPMの専門家と知見を集めたCoE(Center of Excellence)チームと協業しながら、「Vendavo」の導入のみならず、価格戦略立案や価格決定のための基準やルール作り、価格統制のための組織改革、業務プロセス改革の支援をするという。
詳しくは以下のプレスリリースをご覧ください。
http://www.tohmatsu.com/view/ja_JP/jp/press/prbn/5a98803b4c3d8410VgnVCM2000003356f70aRCRD.htm