2014.10.03 デロイトトーマツアンカーマネジメント株式会社始動。事業再生のチーフリストラクチャリングオフィサー(CRO)サービスを開始
デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー株式会社(代表取締役社長 新田正実)は、事業再編・再生の実行支援として、チーフリストラクチャリングオフィサー(Cheif Restructuring Officer: CRO)サービスの提供を10月1日に開始したと発表。
アンカーマネジメント社を子会社化し、社名変更
同時に、デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリーはアンカー・マネジメント株式会社(東京都港区 代表取締役 沖本普紀、石坂弘紀)を10月1日付けで完全子会社化し、デロイト トーマツ アンカー マネジメント株式会社と社名変更ししている。アンカーマネジメント株式会社は、事業再生や暫定経営陣としての経験・実績の豊富な沖本普紀氏及び石坂弘紀氏が共同代表を務めている会社。
チーフリストラクチャリングオフィサー派遣サービスを展開
CROサービスとは、再編・再生領域にある企業に対し、チーフリストラクチャリングオフィサー等を派遣することで、リストラクチャリング戦略の策定および実行、債務リストラクチャリング、債権者との交渉等の緊急時のマネジメントを会社側に立って危機の打開に取り組み、再生等の目的を達するためのサービス。
これにより、既存の事業再生アドバイザリーという業務領域に加え、経営者の派遣を含めた計画の実行にコミットするCROサービスを含めた事業再編・再生に関する総合サービスを提供することとなった。また、デロイトおよびトーマツグループのグローバルネットワークと連携し、ファイナンス、ガバナンス、人事、マーケティング、システム、不動産などに関する専門性を活かした付加価値の高いさまざまなサービスを提供するという。
3年で290人規模の派遣経営人材を要する陣容とする予定
デロイト トーマツ アンカー マネジメントは、今後3年間で20人規模の派遣経営者人材を擁する陣容とする予定とのこと。詳しくは以下のプレスリリースをご覧ください。
http://www.tohmatsu.com/view/ja_JP/jp/40d07074b75c8410VgnVCM1000003256f70aRCRD.htm