2016.12.20 GRIT岡田祥吾氏(マッキンゼー出身)
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コンサルグファームを卒業後に「起業」にチャレンジしている人は多い。
本特集「コンサルティングファームを経た起業家たち」では、コンサル出身の起業家を詳細に紹介します
岡田祥吾氏のプロフィール
米留学とコンサルを経験しての起業
株式会社GRITの代表取締役社長を務める岡田祥吾氏は、大阪大学工学部卒業。大学在籍中は1年間のシアトル留学を経験。帰国後に個人英会話スクールを創業する。その後、大学卒業と同時にマッキンゼーアンドカンパニーに入社。主に日本企業の海外進出と海外企業の日本進出にかかわる戦略案件を数多く担当する。2016年7月にマッキンゼーを退職し、株式会社GRITを設立。
マッキンゼーでの経験から、多くの優秀な日本人ビジネスパーソンが英語というコミュニケーションツールが使えないという理由で、多くのビジネス機会を損失していることを痛感。この課題を解決するための手段として、ビジネスパーソン向け英会話トレーニングサービス「TOKKUN ENGLISH」を提供している。
出典:同社WEBサイト http://www.eigo-tokkun.com/company
GRIT社のサービス
「英語で人生を変える2ヶ月」短期集中型ビジネス英語の習得
株式会社GRITでは、ビジネス英語に特化した短期集中型コンサルティングプログラム「TOKKUN ENGLISH」を提供している。同サービスは「ネイティブとの英会話」ではなく「英会話コ―チング」が特徴で、具体的には「徹底的な分析に基づいた最適なカリキュラムの提供」「専属コンサルタントによる60日間のトレーニング」「終了後の継続的学習アドバイス」によって一人ひとりに最適な英語学習環境が提供されている。同サービスでは個人を対象としたもののほか、会社ごとに社員のレベルに合わせて学習カリキュラムを作成・サポートする法人向け英語研修サービスも用意されている。
「TOKKUN ENGLISH」サービスのベースとなっているのは、岡田氏がマッキンゼーで学んだコンサルティング技術。「目標→現状→ソリューション」という分析手法を英語学習にあてはめ、一人ひとりの「英語が話せない」原因の分析、作成されたベストな学習方法・スケジュールの実行サポートの両面で、コンサルタントならではの徹底的なサポートを提供する。また、既存の英会話スクールや英語学習サービスと競合するのではなく、それらのサービスを「道具として活用するノウハウ」を提供しているのも、「TOKKUN ENGLISH」の大きな特徴となっている。
出典:同社WEBサイト http://www.eigo-tokkun.com/
事業拡大に向けての動き
スタートアップとしてコア事業の定着・拡大を目指す
2016年7月に設立された株式会社GRITは、自社のコア事業(個人向けの英会話コーチングサービス、及び法人向けの英語研修サービス)の市場への浸透や、その事業拡大を目指す。