2023.02.06 DXテクノロジー事例|週刊DXニュース(2023年2月号No.1)
DX(デジタルトランスフォーメーション)事例をテクノロジー視点でご紹介する「週刊DXニュース」。今回は、「DX×AI」や「DX×メタバース」、「DX×NFT」をキーワードに、1/23~1/29に発表されたニュースをまとめてご紹介します。DX・テクノロジーのトレンドに関心がある方は、ぜひご一読ください。
2023年2月号No.1
目次
・DX事例|AI
- 富士通、ドイツの世界最長サーキットの安全対策をAIで支援
- 千葉市で家庭ごみに関する問い合わせにAIが答えるチャットボットがスタート
・DX事例|メタバース
- 武蔵野大学、メタバース空間上のキャンパス「スマートインテリジェンスキャンパスプロジェクト」を発表
- 荏原製作所、就活生向けにメタバースを使ったインターンシップを開催
・DX事例|NFT
- 大阪府太子町でふるさと納税返礼品としてNFTアートが採用
DX事例|AI
DX×AI事例に関して、1/23~1/29に発表されたニュースを2点ご紹介します。
富士通、ドイツの世界最長サーキットの安全対策をAIで支援
富士通が、ドイツのニュルブルクリンク社が運営する世界最長のレーストラック「ノルドシュライフェ」において、AI技術を活用した安全対策強化システムを本格導入しました。レーストラック上の車両や人物を識別するAI画像認識機能によってレーストラック内の危険をカメラが捉えると即座に警告が表示されます。日本国内のみならず、海外においても活用が広がる日本のAI技術の事例として、ぜひご一読ください。
ニュルブルクリンクのレーストラック「ノルドシュライフェ」のデジタル化を支援
千葉市で家庭ごみに関する問い合わせにAIが答えるチャットボットがスタート
千葉市は、家庭ごみの分別や収集日などの問い合わせに24時間365日AIが答える「千葉市家庭ごみチャットボット」を運営しており、画像認識機能を本格稼働することを発表しました。利用者は、写真などの画像を送信してAIチャットボットが問い合わせに回答します。自治体における先端テクノロジー活用事例として注目のニュースです。
粗大ごみ自己搬入時の処理手数料がキャッシュレス決済で支払い可能になります!~「千葉市家庭ごみチャットボット」に画像認識機能を試行実施~
DX事例|メタバース
ここからは、メタバースを活用した事例をご紹介します。
武蔵野大学、メタバース空間上のキャンパス「スマートインテリジェンスキャンパスプロジェクト」を発表
武蔵野大学が、「Smart Intelligence Campusプロジェクト」を発表し、メタバース空間にキャンパスの開設を目指します。デジタル技術を活用し、学修者一人ひとりに合った教育環境の整備を目的として提供します。近年、リモート授業などが浸透しており、新しい教育の形として今後も注目していきたいです。
学校法人武蔵野大学 創立100周年記念事業 スマートインテリジェンスキャンパスプロジェクト:5つの取り組みを発表!
荏原製作所、就活生向けにメタバースを使ったインターンシップを開催
荏原製作所は、2024年卒業の学生向けに同社専用のバーチャル空間上でインターンシップを開催しました。選考に通過した約50名の学生全員がアバターを使い、グループワークとしてディスカッションやプレゼンを行いました。新しい採用活動のあり方として注目のトピックです。
DX事例|NFT
最後に、NFTに関する最新の事例のご紹介です。
大阪府太子町でふるさと納税返礼品としてNFTアートが採用
株式会社あるやうむと大阪府太子町は、NFTによる地方創生を目的に連携協定を締結しました。主な取り組みとして,NFTアートをふるさと納税の返礼品として採用しました。自治体におけるNFTの取り組みに関心のある方は、ぜひチェックしてみてください。
「NFTによる地方創生を推進する」あるやうむが、大阪府太子町と連携協定を締結!
まとめ
今回は、DX・テクノロジー事例について、「DX×AI」、「DX×メタバース」、「DX×NFT」に関するニュース(1/23~1/29)をご紹介しました。DXの取り組みは今後ますます加速していくことが予想されます。こちらのコーナーを通して、今後も皆様にいち早く情報をお届けできればと思います。