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2023.02.14 デロイト、米Blue United社と国内外のスポーツ産業に関する調査・研究を共同で実施

2月7日、デロイトトーマツコンサルティング合同会社(以下、DTC)は、Blue United Corporation(以下、Blue United)とのアライアンスに合意したことを発表した。

Blue Unitedは、2015年に設立されニューヨークに本社を持ち、海外スポーツ事業開発などを手掛ける企業である。「日本のスポーツビジネスが世界トップレベルになるためにその発展と国際化に貢献する」というビジョンを掲げ、アメリカと日本を拠点として日本のプロスポーツ界の国際化を目指し、海外戦略コンサルティングや人材育成、国際試合マッチメイキングなどのプロサッカーをはじめとした事業展開を行う。

今回のアライアンスは、日本のスポーツビジネス拡大を目的としており、日本のスポーツ業界全体の成長の促進のみならず、他産業との価値共創を活性化させることを図る。具体的には、既存のスポーツの収益源のさらなる強化、新たな収益源の獲得、資産価値の可視化、産業をまたいだエコシステムの形成などの実現を目指し、Blue Unitedのノウハウを活用し調査や研究を行う。

主に両社は、以下の3つのテーマにおける研究・実証を進める。

・スポーツにおけるパートナーシップの進化:
デロイトトーマツグループのスポーツビジネスに関する知見を活用し、ウェルビーイングや地方創生、SDGsなどの観点を踏まえた新たなパートナーシップモデルの開発や実証を進める。

・スポーツビジネス人材の育成:
スポーツチームと企業のパートナーシップを推進するために必要なビジネス、デジタル、法務などの様々な分野のケイパビリティを有する人材育成に取り組む。

・新たなテクノロジーやサービスの実証実験:
競技レベル向上に向けた、分析やAI技術の導入、新たな観戦体験を担うVRなどのXR技術、3Dなどを活用したサービス開発など、企業とのパートナーシップの可能性を広げるテクノロジーに関する実証を行う。

詳しくはこちらのプレスリリースをご覧ください。

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