電通デジタルと電通 、東京大学AIセンターと共同研究を開始 | コンサル業界ニュース

コンサル業界ニュース

ホーム > 電通デジタルと電通 、東京大学AIセンターと共同研究を開始

2022.09.14 電通デジタルと電通 、東京大学AIセンターと共同研究を開始

9月1日、株式会社電通デジタル(以下、電通デジタル)と株式会社電通(以下、電通)は、国立大学法人東京大学次世代知能科学研究センター(以下、東京大学AIセンター)と、AIの活用による「創造力の拡張と広告クリエイティブの効果最大化」に向けて共同研究を開始した。

東京大学AIセンターは、東京大学の多様な分野が文理を越えて融合し、総合力を発揮する連携研究機構として活動している。将来の社会や産業、経済、文化、学術に対し、新たな次世代知能科学体系の構築と応用に取り組むほか、将来社会ビジョンの提示・実現、先進的な教育体系の構築と先端人材育成を図る。

電通デジタルと電通は、本共同研究における中心的な役割を担う横断組織「電通クリエイティブインテリジェンス」を発足させた。2社は「電通クリエイティブインテリジェンス」の機能を以下の2つのユニットに分けた上で研究開発や実装を進め、それぞれの研究を有機的に融合させることにより、より豊かな広告や顧客体験の創出に取り組む。

・Augmented Creativity Unit(オーギュメンテッドクリエイティビティユニット):
クリエイターが有する知見や経験値・感性などの創造的な思考プロセスのAIによる体系化およびその強化を行う。

・Data Creativity Unit(データクリエイティビティユニット):
AIを活用した高度なデータ解析に基づく広告クリエイティブの分析や効果予測、自動生成技術の研究を進めるとともに、これまでにないソリューションの開発やクリエイターの発想支援を行う。

詳しくはこちらのプレスリリースをご覧ください。

コンサル業界ニュースメールマガジン登録


 

Related article

Pickup

Feature

マッキンゼー出身の原聖吾氏が設立した医療系スタートアップが11億円の資金調達

マッキンゼー出身の起業家 原 聖吾 氏が2015年に起業した医療系スタートアップ「株式会社情報医療」(※以下「MICIN」)が、2018年4月末までに三菱商事株式会社など4社から11億円を調達したことを発表した。

2018.05.15

~INTERVIEW~A.T.カーニー石田真康が歩む戦略コンサルタントと宇宙ビジネス活動という2つの世界

宇宙ビジネスに取り組むきっかけ。それは、30歳を手前に病に倒れた時、少年時代に抱いた宇宙への憧れを思い返したことだった。石田氏は戦略コンサルタントとして活動しながらどのように宇宙ビジネスに取り組んでいるのか語ってもらった。

2018.01.10

~INTERVIEW~ 経営共創基盤の10年【第4回】コンサル業界の枠を超えたプロフェッショナルファームの実像

経営共創基盤(IGPI)の代表的な実績の一つが、東日本の地方公共交通など8社を傘下に持つ「みちのりホールディングス」への出資と運営だ。経営難の地方公共交通事業を再建しローカル経済にも貢献している意味でも高い評価を得ている事業。なぜ右肩下がりが続く構造不況業種の地方公共交通に出資したのか、どのように事業再生の成功にまでに至ったのか。みちのりホールディングス代表取締役の松本順氏(経営共創基盤・取締役マネージングディレクター)に聞いた。

2017.11.22


ページの先頭へ