7月19日、「楽天みん就」と日経コンピューターは、2023年4月に入社予定の学生を対象に「IT業界就職人気ランキング」を発表した。

本ランキングは、楽天みん就に登録する23卒の2000人超の学生から回答を得たものをまとめている。学生は、調査対象企業199社から5～7社を選択し、志望度上位5社に対して「仕事の魅力」「会社の魅力」「雇用の魅力」「採用活動の魅力」「志望職種」の観点から1つを選んだ。また、総合ランキングは、志望順位をポイント化し合計ポイントの高い順にランキング付けしている。

総合ランキングトップ10は以下の通りであった。( )内は昨年順位。

1位  NTTデータ　(1位)
2位  楽天グループ　(2位)
3位  伊藤忠テクノソリューションズ　(5位)
4位  富士通　(3位)
5位  ヤフー　(8位)
6位  Sky　(7位)
7位  アクセンチュア　(10位)
8位  グーグル　(6位)
9位  SCSK　(4位)
10位 LINE　(9位)

NTTデータは、調査開始以来13年連続で首位となった。夏や冬に実施しているインターンシップが人気を支えている。また、日経コンピュータによると、理系学部がある主要な大学には、大学専属のリクルーターチームを設置し、アプリでのOBOG訪問などで働き方を気軽に聞ける環境を整えていることも人気を博している理由である。。主に23年卒生が参加した直近の2021年度のインターンシップでは夏冬合わせて730人ほどを受け入れており、。2022年度には800人規模に拡大する計画である。

また、2位は楽天、3位は伊藤忠テクノソリューションズが続いた。昨年10位であったアクセンチュアは7位に順位を上げる結果となった。

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