DX（デジタルトランスフォーメーション）事例をテクノロジー視点でご紹介する「週刊DXニュース」。今回は、「DX×AI」や「DX×メタバース」、「DX×IoT」をキーワードに、7/12～7/25に発表されたニュースをまとめてご紹介します。DX・テクノロジーのトレンドに関心がある方は、ぜひご一読ください。

2022年8月号No.1

　　

　　　

目次

・DX事例｜AI
　－　人流ビッグデータによる生活者の行動を可視化。OMO型のマーケティングサービスとは
　－　NTT東日本子会社、スマートストア実現を支援する新サービスを開始
　－　安心・安全のAI利活用へ、「ソフトバンクAI倫理ポリシー」策定
・DX事例｜メタバース
　－　みずほ銀行が世界最大級のVRイベントに出展でメタバース参入へ
・DX事例｜IoT
　－　IoTセンサーで小売店舗のオペレーションを自動化

　　

　　　

DX事例｜AI

DX×AI事例に関して、7/12～7/25に発表されたニュースを3点ご紹介します。

　　

人流ビッグデータによる生活者の行動を可視化。OMO型のマーケティングサービスとは

DNPが、アメリカのNear社との協業によってOMO (Online Merges with Offline)型のマーケティングサービスを提供します。実世界の人流データを活用することで、地図情報をAI解析し、高精度なターゲティング広告を実現しまう。マーケティングに関心のある方はぜひご一読ください。

大日本印刷　Near社と協業し、実世界の人流データを活用したOMO（Online Merges with Offline）型マーケティングサービスを提供

　　

　　

NTT東日本子会社、スマートストア実現を支援する新サービスを開始

NTT東日本グループのテルウェル東日本が、スマートストア事業を新たに開始します。新サービスでは、小売店舗において入店から商品選択、決済までをスマートフォンで完結し、購買データからAI発注予測などによるバックヤード業務を効率化します。小売店舗のDX支援事例として注目のトピックです。

「スマートストア」事業の開始

　　

　　

安心・安全のAI利活用へ、「ソフトバンクAI倫理ポリシー」策定

ソフトバンクが、AIの活用および研究開発に関する基本方針を定めた「ソフトバンクAI倫理ポリシー」を策定しました。AIを活用したサービスを顧客が安心・安全に利用できるような体制構築に取り組みます。企業のAIを活用したサービスが増える中、利用者に安心して使ってもらうことは今後ますます注目されるのではないでしょうか。

「ソフトバンクAI倫理ポリシー」を策定

　　

　　

　　　

DX事例｜メタバース

次に、メタバースを活用した事例をご紹介します。

　　

みずほ銀行が世界最大級のVRイベントに出展でメタバース参入へ

みずほ銀行はHIKKY社が主催・運営する世界最大級のVRイベント「バーチャルマーケット2022 Summer」に出展することを発表しました。本イベントでみずほ銀行は、銀行店舗をイメージした交流スペースなどをはじめとするブースを展開します。今後の金融業界におけるメタバース活用に期待が持てるニュースです。

みずほFG：メタバースビジネスに向けた<みずほ>の取り組みについて～「バーチャルマーケット2022 Summer」への出展について～

　　

　　

DX事例｜IoT

最後にIoTに関するニュースをご紹介します。

　　

IoTセンサーで小売店舗のオペレーションを自動化

アイリスオーヤマが小売店舗の課題解決に取り組む「ストアソリューション事業」に参入します。店舗のリアルタイムデータをIoTセンサーによって可視化することで、より効率的な店舗運営を可能とします。コンビニのセルフレジをはじめ、小売店における無人店舗は普及しつつある中で、非常にニーズのあるサービスなのではないでしょうか。

法人事業の基盤を拡大「ストアソリューション事業」に新規参入

　　

　　

まとめ

今回は、DX・テクノロジー事例について、「DX×AI」、「DX×メタバース」、「DX×IoT」に関するニュース（7/12～7/25）をご紹介しました。DXの取り組みは今後ますます加速していくことが予想されます。こちらのコーナーを通して、今後も皆様にいち早く情報をお届けできればと思います。