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2022.04.07 アクセンチュア「テクノロジービジョン2022」、今回のテーマは“メタバース”

3月16日、アクセンチュアは、世界のテクノロジートレンドに関するレポート「Accenture Technology Vision 2022」を発表した。本レポートは、日本を含む35ヶ国、23業種4,600人以上の企業経営層やIT担当幹部を対象に行われた調査を基に作成された。

本レポートは、「メタバースで会いましょう – ビジネスを再創造するテクノロジーと体験の融合(Meet Me in the Metaverse: The Continuum of Technology and Experience Reshaping Business)」とし、メタバースに関する意識調査や企業が抑えるべきテクノロジートレンドをまとめている。

今回の調査によると、「メタバースは自社にポジティブなインパクトをもたらす」と回答したのは、71%であった。また、42%が「メタバースは画期的もしくは革新的なものになる」と回答した。

本レポートで提言されている、企業が抑えるべき4つのテクノロジートレンドは以下の通りである。

・WebMe…メタバースの中の「私」:
企業経営層やIT担当幹部の95%が「将来のデジタルプラットフォームでは一貫した体験を提供し、異なるプラットフォームや空間における顧客データの相互運用を実現する必要がある。」と回答。

・プログラム可能な世界…世の中をパーソナライズする:
本レポートによると、92%が「先進企業が仮想世界の垣根を取り払い現実に近づけることで、仮想世界と現実世界の一貫性に対するニーズは高まるだろう」と回答。

・アンリアル…本物の世界を人工的に作る:
実在しないアンリアルな世界が現実となりつつある中、リーダー企業には準備が求められている。96%が「データの出処や偽りのないAI活用の立証に取り組んでいる」と答えている。

・不可能を可能にするコンピューティング…新たなマシン可能性を切り開く:
量子コンピューティングや生物学に基づくコンピューティングなどの手法がある現代において、94%が「難解に見える課題の解決に向けて次世代コンピューティングを活用することが長期的な成功を左右する」と回答。

詳しくはこちらのプレスリリースをご覧ください。

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