2022.03.03 NTTデータ子会社のリアライズ、飲食店向けデータ分析のオールインワンサービスを提供
2月21日、株式会社リアライズ(以下、リアライズ)は、飲食店向け日次損益管理サービス「れすだく」を手掛ける株式会社イー・カムトゥルー(以下、イーカム)と業務提携し、飲食店POSデータを分析し需要予測等を提供するクラウドサービスを2022年夏に提供を開始することを発表した。リアライズは、データマネジメントを通じた企業や組織の情報活用力の強化支援に取り組む、NTTデータグループのデータマネジメント事業専門会社である。
イーカムが持つ膨大な飲食店POSデータをもとに、リアライズがデータ分析を行い「来店者数」「売上」「メニュー出数」などPOSデータの過去実績の推移(波形)を教師データとしAIによる需要予測をはじき出す。
従来、飲食店のPOSデータにおいては、メニューマスターの記載が店舗ごとに異なるため、ビッグデータ活用のハードルは極めて高いものであった。そこで、リアライズのデータ前処理力、データ品質管理力、データ分析力を生かしてPOSデータの各インデックスを効率的に分類し、飲食店の実情に照らし合わせ、経営判断に資するデータ可視化を実現した。
今後は地域や業種業態ごとにデータの構造化を推し進め、需要予測を基にしたアクションプラン提案にまでサービス展開を予定しており、将来的にはセルフBIツールや、データサイエンティスト向けAIツールの提供も見据えている。本サービスは、イーカムの店舗管理システム「れすだく」のオプション機能として提供する。現在、プロトタイプの開発が終了しており、β版サービスの開始は2022年夏を予定している。
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