10月21日、SAPジャパン株式会社(以下、SAPジャパン)は、個々の従業員に対して再帰化されたキャリア機会の自動提案を行うことにより、従業員の成長と組織の俊敏性の向上を促す新ソリューション「SuccessFactors® Opportunity Marketplace」を発表した。本ソリューションは、2021年11月下旬に提供開始を予定している。

本ソリューションは従来のスキルベースでの人材マッチングに加え、個人の興味やワークスタイル、経験を考慮したメンター制度、学習や交流の機会、短期・単発のジョブ、フェローシップなどを提示する。従業員一人ひとりの価値観や情熱や関心にマッチしつつ、事業の戦略的ニーズを満たすことができる社内の機会を見つけ出して参加することを可能にする。企業は従業員の学習やスキルアップを図り、強みや能力の可視化を行うことにより、プロジェクトメンバーの編成における最適化が実現される。

本ソリューションの基盤となるのは、SAP® SuccessFactors® Human Experience Management (HXM) Suite全般に組み込まれた集中型フレームワークである「Center of Capabilities」である。これにより、従業員一人ひとりのスキルや能力、強み、行動特性、専門知識に加え、モチベーション、ワークスタイル、目標、関心事などの情報から、機械学習によりその人の全体像を可視化する。さらに、その人の全体像がSAP® SuccessFactors®の各モジュールから経時的、継続的に形成、更新されることにより、各従業員のキャリアアップや成長に関する希望、関心、目標をリアルタイムに反映した機会提案が新ソリューションで可能となる。

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