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2021.07.07 アクセンチュア調査、コロナ禍でテクノロジー投資を拡大した企業の収益成長率が5倍になることが明らかに

アクセンチュアの最新調査によると、コロナ禍でイノベーションに向けてテクノロジー投資を拡大した企業は、同業他社よりも大幅な収益成長率を示していることが明らかになった。最新調査レポート「Make the Leap, Take the Land」によると、クラウドやAIなどテクノロジーへの投資を先行して拡大した企業(以下、先行企業)は、投資に出遅れた企業の5倍の収益成長率を実現していることがわかった。

本調査は、25カ国4,300人(日本は200人)の企業経営層およびIT担当幹部に実施した調査に基づき、システム強度、ならびにIT予算のうちイノベーションに向けられた投資額に関して企業のスコア算出を行なった。その結果、テクノロジー戦略を通じてさらなる成長を遂げるために必要な3つのステップが明らかになった。

一つ目は、プラットフォームの再構築で、ITシステムの処理能力を維持しながらシステム強度を高め、テクノロジーの冗長性やデータのサイロ化を削減するためには、クラウドへの移行が欠かせない。二つ目は、戦略の再考であり、従来の考え方から脱却し、景気低迷の状況を新しいテクノロジーによってイノベーションを起こす機会にすることが重要である。三つ目は、広範な価値創出で、社内のテクノロジー利用環境を広げ、従業員一人ひとりに合わせたウェルビーイング(主観的幸福)、メンタルヘルスへの対応を強化することで、より幅広い価値の創出に取り組むことが重要である。

詳しくはこちらのプレスリリースをご覧ください。

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